音楽に月に1000円以上お金をかける成人女性は4.4%! 定額配信サービスはどうなる?
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今年2015年、「AWA」「LINE MUSIC」「Apple Music」と立て続けに大型の定額音楽配信サービスがスタートした。それぞれのサービスはユーザーに無料試用期間を設けているが、いち早く使い始めた人たちはそろそろ無料期間が終わりを迎える。
特に、全ユーザー共通で8月9日までと無料期間が決まっている「LINE MUSIC」は、有料プラン開始がもう間近だ。(「AWA」「Apple Music」は、ともに無料トライアル期間は3カ月)
有料プランに入ると、各サービスとも“使い放題”にするには月額1000円程度の課金が必要となるが(※)、はたして現在、月に1000円以上音楽にお金をかける人はどれくらいいるのだろうか?(※プランごとの内容や細かい値段は異なるため、詳細は各サービスへ)
そこで今回は、対象を女性に絞って以下のようなアンケートを実施してみた。
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■月に1000円以上、必ず音楽(CDや配信サービス)にお金をかける
対象は、成人女性677名。まずは、全体の結果を見てみよう。
このように、音楽に月に1000円以上お金をかける女性の割合は、ごく少数と言える数字となっている。では次に、年代別の数字を紹介しよう。
微差は見られるものの、どの年代でも1割以下だ。
CD購入なら1枚、iTunesなどの配信販売なら4~5曲程度(アルバムなら1枚)で1000円は超えるものだが、音楽商品における“月に1000円”という値段は、現在ハードルとして間違いなく低くないものとなっているようだ。
定額音楽配信サービスは、このハードルを越えることができるだろうか?
なお、「AWA」と「Apple Music」は現在でも無料試用期間の開始時期となっており、今日から始めても3カ月は無料で使うことができる。自分にとって月に1000円以上かける価値があるかどうか、判断してみてはいかがだろうか。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国の成人女性677名