強すぎる三代目JSB!音楽配信サービス「AWA」の再生回数ランキングTOP100が判明!
2015年5月27日より提供開始されたサブスクリプション型(定額制)音楽配信サービス「AWA(アワ)」。8月7日現在、同サービスでは全てのユーザーが3カ月の無料トライアル期間を楽しんでいる。
AWA株式会社の発表によれば、提供開始から約2カ月間で全楽曲の累計再生回数は4億回を突破したとのこと。では、音楽鑑賞形態に大きな変化をもたらすと言われるこの定額制音楽配信サービスにおいては、一体どんな曲が人気を集めているのだろうか?
同社より編集部に提供された2015年7月の「AWA」における邦楽・洋楽の「再生回数ランキング・トップ100」をもとに見ていきたい。
■邦楽で断トツ人気なアーティストは?
まずは、「邦楽の再生回数ランキング・トップ20」を見てみよう。
1位と3位を含め、トップ20以内に三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE の楽曲が5曲ランクインし、西野カナの楽曲も3曲。両アーティストの楽曲への高い人気が読み取れる。
また、7月のランキングということでケツメイシによる夏の定番曲『夏の思い出』(2003年)がランクインしていたり、2位に清水翔太の『君が好き』(2009年)が入っていたりと、新譜ではない楽曲も多く聞かれていることが分かる。
これは、同サービスの売りのひとつである“プレイリスト機能”の影響があるだろう。「AWA」では、提供開始から約2カ月で邦楽洋楽合わせて計130万件を超えるプレイリストが作成されているそうだ。『君が好き』は、邦楽で最も人気のプレイリストに入っており、そこから聴いたユーザーが多いことがうかがえる。
なお、ラブソングの人気は全体的に非常に高く、トップ100には以下のような“新譜ではない”ラブソングのランクインが見られた。
22位:TEE『ベイビー・アイラブユー』(2010年)
45位:HY『AM11:00』(2003年)
60位:Superfly『愛をこめて花束を』(2008年)
71位:HY『366日』(2008年)
72位:YUI『CHE.R.RY』(2007年)
95位:m-flo loves YOSHIKA『let go』(2004年)
これらの曲は、今後も長く愛される“2000年代以降の定番ラブソング”になる可能性が高いといえそうだ。
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■日本人はやはり、あのジャンルが大好き
続いて、「洋楽の再生回数ランキング・トップ20」だ。
テレビCMなどでもお馴染みとなっている1位のカーリー・レイ・ジェプセン『I Really Like You』は、2位と実に約2倍の差をつけたとのこと。4位にも彼女の楽曲がランクインしており、人気の高さが表れている。2位は、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌にもなったラッパーのウィズ・カリファによる『See You Again』だ。
アーティストで特に人気なのは、アリアナ・グランデ、マルーン5、テイラー・スウィフトの3組となっており、EDMのヒット曲がランクインしているのは、人気プレイリストの影響が大きいと思われる。
21位から100位は、上記3組にケイティ・ペリー、ワン・ダイレクション、ブルーノ・マーズといった世界的人気アーティストが加わり、その他をEDMが占めるという構成になっているが、そんななか異質な楽曲が2曲。
56位のJodi Benson『パート・オブ・ユア・ワールド』と91位のPEABO BRYSON/REGINA BELLE『ホール・ニュー・ワールド』である。
ご存知の通り、双方ともディズニー映画の挿入歌・主題歌だ(前者は『リトル・マーメイド』、後者は『アラジン』)。2010年代のヒットソングがほとんどを占めるなかでのランクインは、日本人の“ディズニー好き”をあらためて思わせる。
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■ユーザーは“好きになる”曲を探してる?
このように、邦楽・洋楽それぞれのランキングを見てもらったが、双方とも上位には最新の話題曲やピックアップされたプレイリストの収録曲が多くランクインしているという状況だ。
この傾向から、多くのユーザーはこれまで新譜チェックの習慣などをもたなかった人たちで、「どんな曲なのか聴いてみよう」という心理から各楽曲を聴いていることが読み取れる。つまり、「AWA」についていえば、多くのユーザーにとっては限りなく音楽観賞の“入り口”として機能しているといえそうだ。
(文/しらべぇ編集部)