稼ぐ人はたくさん本を読む?「月に1冊以上必ず本を買う」人の割合を調査!
2015/08/08 07:00
©iStock.com/TravelingLight
芥川賞を受賞したピース・又吉直樹さんによる小説『火花』(文藝春秋)の累計発行部数が200万部を突破したことが発表され、大きな話題になっています。『火花』で久しぶりに本を買ったという人も少なくないでしょう。
「読書離れ」「出版不況」という言葉が聞かれるようになって久しい昨今。発行部数100万部を超えるような作品の話題を耳にすることも少なくなっていますが、はたして、「月に1冊以上は必ず本を買う」という人はどれくらいいるのでしょうか?
これについて、アンケートを実施しました。
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■月に1冊以上、必ず本を買いますか?
対象は、成人男女計1345名です。まずは、全体の結果を見てみましょう。
全体では、月に1冊以上必ず本を買うという人は2割以下となっています。では次に男女別の数字を見てみましょう。(それぞれ、「買う」と回答した割合です)
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■最も本を買わない年代は?
では、年代別の数字はどうでしょうか?(以下は、各年代の「買う」と回答した割合です)
「読書離れ」についてはよく、“若者の”という言葉が先頭につきますが、最も本を買いに行かない年代は40代のようです。
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■読書量と年収に相関関係!?
では、最後に年収属性別の数字を見てみましょう。(以下、数字は「買う」と回答した割合)
※各属性のn数=300万円未満:688、300万~500万円未満:244、500万~700万円未満:138、700万~1000万円未満:90、1000万円以上:47
母数に差はあるものの、年収が上がるにつれて「月に1冊以上必ず本を買う」という人が増える傾向が見られます。
各種メディアを見ていると、“読書の重要性”について述べる「成功者」といわれる人をしばしば目にすることがあります。使えるお金の差も関係しているのかもしれませんが、数字を見る限り、やはり収入と読書量には多少の関係があるのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国の成人男女計1345名