【タクシー運転手経験者に聞きました】酔っぱらいが吐いたらどうするの?
2015/08/08 09:00
繁華街の夜の光景と言えば、輝くネオンと街頭キャッチ、さらに車道を埋め尽くすタクシーです。日々たくさんの人と話すタクシードライバーは、これまで数多くのドラマを見てきたことでしょう。ましてや、酒が入って気が緩んだ乗客と個室内で二人きりとなればいつも以上に話が弾むもの。
そこには、タクシー車内だからこそ生まれる人間ドラマが満載です。タクシー運転手経験者に、その職業ならではのエピソードを聞いてみました。
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■酔っぱらい乗客伝説
夜の11時。泥酔客から「千葉の柏まで」と言われて到着後、起こしたら目的地は町田市だった。「俺はそんなこと言ってない」と大モメしたことがある(40代・男性)
刺青のヨッパライに絡まれながら自宅まで送り届けたことがあります(40代・男性)
嘔吐物の臭いはなかなか消えない。一回吐かれたら本社まで戻らざるを得ない。海外の消臭剤を使って瞬時に臭いを消す、と言われているが、これは嘔吐物には当てはまらない。あくまで前の乗客の体臭が消せる程度です(30代・男性)
吐くのは仕方ないので、吐きたくなったら車を止めて外に吐いてほしい(40代・男性)
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■オナラをされるのは日常茶飯事
屁をこく客がいた(50代・男性)
音のしない屁をこかれてもすぐにバレる。お客さんはバレてないと思ってるだろうけど(30代・男性)
だまって臭い屁をこく客はとても多い(40代・男性)
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■知っておきたい情報
個人タクシーはピンきりです。クラウンのよう高級車に乗ったからといって上質なドライバーとは限らない(30代・男性)
ずっとやっていた人は知っているが、昔は景気がよかった(50代・男性)
首都圏だとタクシー会社が多いエリアは決まっている。足立区と大田区に多い(30代・男性)
料金が足りない女性があの手この手でタダにしてもらおうとするが、絶対に応じてはいけない(40代・男性)
走行距離は1日平均150kmだということ(50代・男性)
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回答者の中でもっとも多かったのは酔っぱらいとのエピソード。多くのドライバーが苦労されてきたことが伺えます。楽しい宴のあと、ドライバーに迷惑をかけないよう、ルールとマナーを守ることが大切なのは言うまでもないでしょう。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国20代~60代 タクシー運転手経験者18名