【調査】RPGの主人公に自分の名前をつける人は「空想家のナルシスト」と判明
画像はスクエア・エニックス「ドラゴンクエストX 公式プロモーションサイト」のスクリーンショットです。
ロールプレイングゲーム（以下：RPG）の主人公名を何にするか。これは、一見自由なようで、実は決められた道筋を進むRPGの世界で、ユーザーに許された唯一にして最大の自由といえます。
ところが、思い入れのある名前を付けて、思う存分ゲームの世界に没入して欲しいというメーカー側の思惑とは裏腹に、ユーザー側はそんな配慮をあまり歓迎していない風潮があるようです。
デフォルトで与えられた名前をそのまま使用したり、「ああああ」とか「あいうえ」なんて適当な名前でお茶を濁したり。他にも、考えるのに一時間掛かった、キャラクター名作成支援ツールで作った、など、まるで選挙に興味のない人の投票行動のように、与えられた権利を持て余しています。
そこで今回は、そのような世の中の流れに逆らって、今なお本名でプレイし続ける「本名派」のユーザーに注目し、調査を行ってみました。
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Q. RPGの主人公に自分の本名を使う？
RPGの代表作「ドラゴンクエスト」が登場した当初、無邪気に自分の名前を付けてプレイしていた小中学生が溢れていましたが、それも今は昔。本名派が絶滅危惧種に指定される日もそう遠くないかもしれません。
一方、圧倒的多数の非本名派。ゲームの楽しみ方は人それぞれですが、非現実世界で起こる物語は、往々にして壮大で劇的です。そんな大層なものの主人公が「自分」、ということに気恥ずかしさを覚える方も多いでしょう。では本名派は、これをどのように克服しているのでしょうか。
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Q. 自分はナルシストだと思う？
本名プレイ派に、強い自己愛を印象づける結果となりました。「魔王と戦い世界を救うのは、他の誰でもない、自分だ」そう捉えられる人たちが、自分を嫌いであって良いはずがありません。ある意味、必然的な結果といえそうです。
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Q. 空想家？ 現実主義派？、どちらかといえば空想家だと思う】
RPGの世界にどっぷりはまり込むためには、現実から非現実へと没入するためのジャンプ力が必要です。本名派は、自己愛と空想力の融合によってゲームの世界に閉じこもり、「世間体」という食物連鎖の王者からその身を守っているのでしょうか。
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ところで、最近のRPGはインターネットによって、「他のプレイヤーとつながる」ことを意識したものが主流です。そこで最後に、彼らが他人との関わりについてどのような特徴を持つのか、少し変わった角度からアンケートを取ってみました。
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Q. 自分１人だけがメンバーのLINEグループをもっている？
自分用のメモ代わりとして「1人グループLINE」が使われているようですが、突飛すべきは本名派の圧倒的な使用率。もしかすると、自分メモ以外に使っているのでは？
（文／しらべぇ編集部・中山）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年7月24日～2015年7月27日
対象：全国20代～60代の「RPGゲームをやってことがある」男女計548名
