夏フェスは音楽だけじゃない!史上最強「フェス飯」を探しにあのフェスに参戦!
こんにちは、双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。
夏の風物詩のひとつである「野外フェス」。豪華なアーティストによるライブはもちろんのこと、会場には様々なジャンルの屋台が並び、料理や飲み物が叫びすぎた喉と疲れた体を癒してくれるのも魅力のひとつです。
出場するアーティストを決める選考に負けないほど出店する屋台の審査が厳しいと言われているフェスですが、そんななか! 北海道で行われた「日本一屋台が美味しい」と噂される「ライジング・サン・ロックフェスティバル」へ、その噂を検証しに行ってきました!
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■海の幸のボイル! 噛みしめるとジュワ…
会場に着くと、夏フェスのイメージとは反するような心地よい涼しさがとっても快適! 同フェスは99年の夏にスタートし、故・忌野清志郎や奥田民生、安全地帯やPerfume(敬称略)など錚々たるアーティストが出演してきました。
会場ではテントをしっかりとはって本格的なキャンプを楽しむ来場者も多くおり、朝方になると大自然から浮かび上がる朝日が堪能できます。
本格的なアウトドアと音楽の両方が楽しめる、そんな国内最大級の野外オールナイト・ロックフェスのひとつです。
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最初に紹介する屋台は、札幌・すすきのの居酒屋が本拠地である「いそ舟」。
数量限定の毛ガニのぶつ切り(1000円)を注文しました。オホーツク海でとれた新鮮なカニが、大きな鍋で豪快に茹で上げられ…
噛むと跳ね返ってくるほど肉の部分がプリップリ! 甲羅の裏には溢れんばかりに詰まったカニミソも…。バターのように濃厚で、思わず日本酒を注ぎたくなりました。
同店のホタテのバター焼(700円)は、調味料要らず。磯の風味がたっぷりと口の中で広がり、貝柱も身も歯ごたえ十分。噛めば噛むほどダシの旨みを感じます。フェス飯ってこんなに美味しかったの!? と驚きを隠せません。
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■つぶつぶのタラコが、口のなかで踊り狂う!
お次は、札幌に拠点をもつ海鮮丼屋「九兵衛」の「北海たらこバター丼」(900円)。ひと粒ずつがテカテカと光を反射させています!
色鮮やかなタラコの上にはパリパリの海苔と香り豊かなシソが散らばっており、非常にボリューミー。
タラコの程よいしょっぱさとバターのとろみが重なりあい、絶妙な味を演出します。こんな丼食べた事ない…! ビール好きにはたまらない“キング・オブ・丼”です!
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■アーティストとのコラボ飯も!
続いては、 岡山県と、岩手県大船渡市に2店舗構えるハンバーガーショップ「RACCOS BURGER」(ラコス バーガー)。
同店は、ライジングサン来場者にはもちろんのこと、出演するアーティスト陣からも圧倒的な支持を得ており、数ある屋台のなかでも一際行列が目立つ人気ぶりです。 ライジング常連だという店長のRACCO(らっこ)さんにお話を聞きました。
― フェス飯のメニューはどのように考案するのですか?
「夏は気温の高低差があるので、衛生の面でナマモノや生野菜が使えません。だから、すべてに火を通したメニューでどうやってお客さんに楽しんでもらえるかを考えてます。今回のフェスで人気の京都バーガーは、京都の九条ネギをごま油で揚げてから挟みました」
― フェスならではの試みは何かしていますか?
「“バクホンバーガー”といって、今回のフェスに出演されるTHE BACK HORNさんとコラボしたバーガーを出してます。 メンバーの出身地などから発案したバーガーの中身にはレンコンのフライ(茨城)が挟まっていて、テリヤキソースには生姜(福島)、カキ醤油(広島)、あとパイナップルを入れてみたりしてますよ」
バクホンバーガー。実食してみると、レンコンのシャキシャキさに甘いテリヤキが効いていて感動! 並ぶ甲斐があるお味です。
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■スイーツもウマイ!
RACCOさんに“美味しい甘いもの”もないのかと聞いてみたところ、「他店だけど…」とコッソリ教えてくれたのが、「リトルジュースバー」が出すフェス名物「いちごけずり」(500円)。
屋台まで向かうと、ざっと計算しただけでも100人ちかくの大行列ができていました!
このスイーツは、いちごそのものを凍らせあとで薄く削り、練乳の生ムースをかけたもの(500円)と、リキュールが入ったもの(800円)を販売。
フワッとした冷たさのあと、すぐにイチゴの酸味が舌に伝わり…生ムースが追いかけてきたように酸味を包みこみます。
アーティストによる生歌と「フェス飯」で、心もお腹もいっぱいになりました! 毎年開催される様々な夏フェス。音楽を楽しむとともに、フェス飯にも注目してみてはいかがでしょうか?
(文/奈津子・亜希子)