「本物のビールよりノンアル好き」な人がいる!?あの職業では顕著に…
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ビールが最高にうまい季節である。正確に言えば、頑張った仕事のあとやお風呂上がりなど、ビールは年がら年中おいしいわけであるが、「夏に飲むうまさは格別!」 と感じる人も少なくないだろう。
最近、テレビCMなどでよく見かけるのが、アルコールが0.00%のノンアルコールビール。「ビールテイスト飲料」とも呼ばれる。
きっかけは、世界初のアルコール0.00%として2009年に発売された「キリンフリー」。デビュー時には、大々的な広告キャンペーンを展開した。
その後、サントリー「オールフリー」、アサヒ「ドライゼロ」、サッポロ「プレミアムアルコールフリー」と大手メーカーがブランドと個性を活かした商品でしのぎを削っている。
ここ数年でだいぶ普及したように見えるノンアルコールビール、もはや「ビールよりこっちのほうがいい!」と考える人さえ、いるかもしれない。そう考えたしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1345名を対象に調査を実施した。
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■「ノンアルビールのほうがいい」は1割台
全体の9割近くは、「ノンアルビールよりは、本物のビールのほうがいい」と考えていることがわかった。
しかし、昨今の健康ブームや高齢化のせいか、完全にアルコールゼロのビールが登場してからわずか5、6年で本家以上のファンが生まれているのは、興味深い。
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■職業別では、公務員の人気が「無職・学生」の約3倍
「ビールよりノンアル派」を職業別に見ると、仕事や組織のお堅さが影響している可能性が見てとれる。
民間の会社員がほぼ平均値なのに対して、公務員では約2倍。また、自由業・学生・無職といった人たちの間では、ノンアルコールビールの支持率はかなり低いようだ。
公的な仕事をしている場合、お酒のうえでのトラブルが起きると大きく報道されがち。勤める人たちにも、そうしたコンプライアンス意識が浸透しているのかもしれない。
公務員以外でも、お堅い職業の人は参考にしてみていただきたい。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)