ロト6・ロト7を同じ番号で買い続けると…「数字の奴隷状態になる」の声
毎週月曜と木曜に抽選される「ロト6」、毎週金曜に抽選される「ロト7」。これら宝くじの存在は、日本には週に3日も数千万円から数億円が当たるチャンスがあるということを意味しています。
しかし、簡単に当たるわけではないのは当然のこと。考えても考えても当たらない…。そこで少なからぬ人が実行する方法が、「毎回同じ番号で買う」というものです。
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1~43の数字の中から6つの数字を選ぶ「ロト6」、1~37の中から7つを選ぶ「ロト7」。この6つ、もしくは7つの数字を、生年月日にちなんだものやラッキーナンバーなどで埋め、「いつか当たるかも…」という願いを込めて毎回それで固定してしまうのです。
このような買い方をしている人がどれくらいいるのか探るべく、アンケートをとってみました。
■ロト6やロト7を同じ番号で買い続けていますか?
対象は、全国の成人男女計1413名です。
少数に思える数字ですが、日本人全体のなかでおよそ100人に7人が毎回同じ番号で買い続けていると考えると、少ないと言い切れる数字ではないでしょう。
男女別に見ると、「はい」という人は男性で8.3%、女性で5.0%となっており、男性のほうが若干多いという結果になりました。
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■思わぬ落とし穴が!
しかしこの「同じ番号を買い続ける」という方法、一度やり始めてしまうと、いつまでたっても「抜けられなくなる」そうです。
「僕はここ5年ほど、ロト6を毎回同じ番号で2口買い続けてます。1口200円なので、毎回400円、いまは週に2回抽選なので毎週800円使ってるということですね。
最初は学生時代になんとなく『同じ番号で買い続けてみようかなぁ』というくらいの気持ちで買い始めたんですけど、そのうちにすっかり数字を覚えてしまい、メモを見ずに買えるようになりました。
そうすると、たとえば何かの拍子で買い忘れてしまったとき、いてもたってもいられなくなるんですよね…。今日こそあの番号で当たっちゃうんじゃないかって。で、恐る恐る抽選結果を見るわけです。いまのところその“悲劇”はなってないけど、この“ロト6の奴隷状態”はなかなか大変ですよ」(28歳男性、Oさん)
そう、同じ番号で買うことを始めてしまうと、「いつか当たるかも…」という希望に縛られてしまい、買わないという選択を取れなくなるというのです。その結果、毎週一定のお金を注ぎ続けてしまい、Oさんの場合は1年で4万~5万円をロト6に使ってるというわけですね。
同じような話は、複数の人から聞かれました。はっきりと、「同じ番号で買うのはやめたほうがいい。覚えてしまったら最後、その数字と一生付き合うことになる」という人も…。
まだ買ったことがないけどロト6やロト7に興味があるというみなさん、これらの意見は大いに参考になりそうです。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国の成人男女計1413名