「離活」経験者の割合を全国調査!20代夫婦の◯割がすでに…

2015/09/01 06:00

ケンカ

©iStock.com/Tomwang112 

今や、「結婚するカップルの3組に1組が離婚する」と言われる時代。うまくいかないのに無理して結婚生活を続けるよりは、お互いが別々の道を歩んだり、再婚するのも、以前より身近になってきた。

未婚者が結婚するための活動、略して「婚活」は世の中に定着したが、最近聞かれるのが「離活」という言葉。離婚準備のための活動を意味する。

注目度を測るGoogleトレンドを見ると、2009年に注目を集めた後、継続的に話題となっていることがわかる。ちなみに2009年4月から、NHKの金曜ドラマ『コンカツ リカツ』が放映されている。

コンカツリカツ

画像はGoogleトレンドのスクリーンショット

しかし、実際にやってみた人は、どれくらいいるのだろうか? しらべぇ編集部では、全国20〜60代の既婚男女785名を対象に調査を実施した。


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■およそ7人に1人の既婚者が「離活」を経験

離活1

経験者は、約15%。多数派ではないが、まだ継続中の人もいると考えると、少なくない割合の夫婦が密かな破綻の危機にある可能性も。

そうした離活経験者は、どのような人たちなのだろうか?


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 ■圧倒的に高い20代の離活率

年代別に見ると、20代の割合が飛び抜けて高く全体平均の2倍、およそ3割に迫っている。ドラマの影響で、この世代が離活という言葉を身近に感じている可能性もあるが、「見切りをつけるなら早いうち」という心理が働いているのかもしれない。

新婚旅行でケンカして、帰ってくるなり離婚するカップルは「成田離婚」と呼ばれたが、「20代の離活」は、それに近い意味合いなのだろうか。

離活年代別


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■離婚率が高いエリアは離活率も…

地域別では、大阪と北海道で、離活経験者の割合が全体平均の2倍前後とかなり高い。東京はほぼ平均的、神奈川はやや低く、今回の調査でもっとも離活率が低かったのは、千葉県だった。

離活地域別

厚生労働省が発表している「人口動態統計」と照らし合わせると、離活経験者が多い地域は、離婚率でも上位にあるようだ。

大阪・北海道に住む20代のご夫婦は、パートナーの最近の反応にあらためて目を向けてみてもいいかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:20代~60代の既婚男女785名

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