名刺に似顔絵描く人に27.9%が違和感 自分をキャラ化する営業マンたち
ビジネスの場面で初対面の相手と最初に交わすことと言えば名刺交換。最近では相手の印象に残るように名刺にさまざまな工夫をこらしているケースが珍しくありません。
名刺の色やフォント、形にこだわる人のほかに、自分のイラストを描いてキャラクター化しているケースまで。
しかし、こうした名刺にイラストを入れる行為は賛否分かれるようです。
本サイトが実施したアンケート調査によると、27.9%の人が名刺に似顔絵を描いている人は自分をキャラ化しすぎだと思うと回答しています。
◆自分をキャラ化する営業マンたち
相手の記憶に残させるためのキャラ化戦略が、かえって悪印象を持たれるとすれば、これほど不幸なことはありません。
なぜ名刺に似顔絵を描くことにはこのような批判を受けるのでしょうか。
「必死さが伝わってきて気持ち悪い」(20代・女性)
「名刺はシンプルでいい。小細工してくる奴とは仕事をしたくない」(40代・男性)
「名刺に描かれていたカリカチュアされたその人の似顔絵が気持ち悪かった。似顔絵って知っている人のだから笑えるだと思いました。知らない他人の似顔絵なんてキモいだけ」(20代・女性)
「名刺を見せながら『これってボクなんですよ~』といきなり言ってくる男がいました。以降、しゃべっても基本的に無視しました」(30代・女性)
「将来みんなSNS発信をすれば一気につまらなくなるコンテンツ」(30代・男性)
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このように、名刺に書かれたイラストひとつでここまで人々の怒りを買うケースもあるようです。やはり、ビジネスは本業で相手の印象に残してもらうのが一番。「小細工」はほどほどにしておきましょう。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20〜60代男女1413名