「怒らないから正直に言って」→自白→激怒 28.1%が経験ありの理不尽はなぜ起こる?
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■お説教されている最中…
先生:渡り廊下のガラスを割ったの、内村くんでしょ! 先生見てたんだから!
小学生:ぼくじゃない!
先生:じゃだれがやったって言うの?
小学生:それは…
先生:ほら、怒らないから正直に言いなさい。
小学生:…はい、ぼくがやりました。
先生:何回言ったらわかるの! 廊下でボール使っちゃダメって言ったでしょ!
「怒らないから正直に言って」というセリフが出た場合、必ずしも「言ったら許される」わけではなく、単に「自白を得るためにそう言っただけ」というケースがあります。
実際、「怒らないから正直に言って」条件下で怒られるケースは、どれほどあるのでしょうか。しらべぇ編集部では調査をしてみました。
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■約3割が、結局怒られている…
3人に1人弱が、経験ありと答えています。
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■なぜ怒ってしまうのか?
怒られている側からすれば、理不尽なこの現象。「怒らないから」と言ったのに怒ってしまう理由は何なのでしょうか?
「『怒らない』というのは言葉のアヤでしかない」(50代女性)
「ウソをついていたことがわかってむしろ腹が立ったから」(30代女性)
「最初から怒る気でいたけど、『怒らないから』とでも言わないと本当のことを言ってくれなかった」(40代男性)
「怒られるのがイヤで黙っていたのかと思うと、自分の彼氏が情けなくなってしまって」(20代女性)
「言っていいことと悪いことがある」(50代男性)
「浮気の証拠をつかんでいたが、私の知らないもう一人の浮気相手のことまで話しだした。予想を上回る告白だったので」(30代女性)
「怒らないって言ったのに…」という言い訳は、怒られている間には通用しないことも多いでしょう。「怒らないから言って」と言われるような状況を作らないのが最善策と言わざるを得ないのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20代~60代の男女計1345名