ネットニュースが思わず記事を書きたくなる湖池屋のPR戦略がうますぎる
ステルスマーケティング、いわゆる「ステマ」への指摘が厳しい昨今。ニュースサイト編集部には毎日数えきれないほどの「プレスリリース」が送られてくるが、企業発の情報を取り上げると疑いを受けかねないため、リリースを元にした記事は書きづらくなっている。
実際、しらべぇでもプレスリリースから記事を書き起こすことはほとんどない。しかし、一部の企業の情報発信にはつい釣られてしまう。たとえば、ポテトチップスで知られる「湖池屋」だ。
今年5月に発売された「モモ味・バナナ味のポテチ」は多くのニュースサイトに取り上げられたが、しらべぇも編集部に送られてきたフルーツ味のポテチでパフェをつくる実験をしてしまった。
話題のもも味・バナナ味ポテチで「パフェ」を作ったら→まさかのフルーツパフェ超え!?
そして、まさに今日も編集部にポテトチップスが送られてきた。ちょっと嫌な予感がしたのだが…
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■全然ふつうのポテチだった…と思ったら
期待(?)したようなとんでもない味の新商品ではなく、正統派で美味しそう。記事にするポイントがまったくないな…と眺めていたら、よく見ると「極厚」らしい。
編集部のしらべぇ魂に火が灯った。
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■実験スタート! ポテチはひと口で何枚食べられるのか?
まずは普通のポテチで試してみる。1枚ずつより何枚かまとめて食べるほうが好きな人もいるはずだ。
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■14枚重ねてみたところ
今回の被験者は女性のため、「このくらいまでなら…」と言われたのが14枚。ポテチが、まるでミルフィーユのようだ。
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■結果①:普通のポテチは14枚いっぺんに食べられる
14枚まではひと口で食べることができた。口の大きさに自信がある方は、ぜひ人類の限界に挑戦してみていただきたい。
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■実験② たしかに「極厚」に見える
続いて、「極厚」をうたう新商品「じゃがいも心地」を開封。先ほどに比べると、たしかにぶ厚い気が…。
■10枚重ねた時点で、ほぼ先ほどくらいの高さに
横から見ると、1枚1枚の厚さもよくわかる。
■結果②:「極厚ポテチ」は10枚が限界
極厚ポテチの壁は、本当に厚かった。1枚でもじゅうぶん食べごたえがあり、こんなもったいない食べ方をする人は少ないだろうが、スライスする前のような「じゃがいも感」で口中を満たしてみたい人はお試しを。
なにより、こうした興味深い商品開発や情報発信を続ける企業は、メディアにもファンにも愛されていくと思われる。