優先席で寝たふり経験が多いのは30代男女?地域別では○○県がダントツ
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高齢者や身体の不自由な人、妊娠中の女性や小さな子連れの乗客などのために設置されている、電車やバスの優先席。
しかし、もちろんそれ以外の人が座ることも禁止されていないため、上記に当てはまらなくても使った経験がある人もいるだろう。
優先されない条件の人は、優先席に座るときに「ためらい」を感じるのだろうか? 全国20〜60代の男女1379名を対象に調査を実施した。
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◼︎優先席に座るのは「ためらう」人が過半数
全体ではおよそ5割が「ためらう」と回答。また、明らかに高齢などでなくても、怪我や妊娠中など「条件に当てはまる場合にはためらわない」という人も4人に1人ほど見られた。
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■2、30代男性の「ためらわない率」が高め
男女別・年代別で「ためらいを感じない人」を見てみると、すべての世代で男性が女性を上回った。また、世代別では、20代男性でためらわない人がもっとも多い一方、男性では40代、女性では3〜40代が低くなっている。
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◼︎30代男女は「寝たふり率」が高い
さらに、優先席に座った経験がある男女990名に「優先席で寝たふりをしたことがあるか?」と聞いたところ、30代男女ではおよそ4人に1人が寝たふり経験があると答えた。
職業別で見ても、会社員で22.4%の人が寝たふりをしたことがあると回答しており、働き盛りの年代は「少しでも休んで会社まで行きたい」との心理が働くのかもしれない。
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◼千葉県民の「寝たふり率」は平均の1.5倍
都道府県別の「寝たふり経験率」では、全体平均19.7%に対して、千葉・東京・神奈川の1都2県は10ポイント近く上回っている。
千葉県から都心に出てくる際には、1時間を超える通勤時間がかかるエリアもある。寝たふりをしてゆっくり座っていきたいとの気持ちになるのも、理解できなくはないが…。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20代~60代の男女計1,379名