食ライターが伝授 5分でつくれる納豆を使った美味しいレシピ厳選3つ
©iStock.com/yasuhiroamano
こんにちは。精進料理研究家、食ライターの麻生怜菜です。
以前、コラム「におい嗅ぐだけで動脈硬化防げる!? 最も身近な和の『スーパーフード』とは?」にて、納豆を「和のスーパーフード」として紹介しました。我が家でも、納豆と玉葱を混ぜた“血液サラサラ効果倍増レシピ”は朝ごはんの定番です。
毎日でも食べたい納豆ですが、そのまま食べ続けるのは飽きそうだという方のため、今回は前回紹介した効果倍増レシピとは別に、納豆を“美味しく食べる”レシピをお伝えします!
■ナットウキナーゼ効果を活かす!納豆の美味しいレシピ3選
納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」は、血栓を溶かす効果があると言われています。しかし、ナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上では壊れてしまいます。ですから、ナットウキナーゼを効果的に摂取するには、納豆をグツグツと煮たり、焼いたりしてはいけません!
味噌汁に入れる場合なども、あらかじめ器に分けた納豆の上から味噌汁をかける等の工夫が必要です。
◆ナットウキナーゼ効果を活かす 納豆汁(調理時間5分)
【材料】(2人分)
胡麻油:小さじ1
しめじ:1/2パック<一口大に手でほぐす>
舞茸:1/2パック<一口大に手でほぐす>
出汁:300ml
味噌:大さじ1
納豆:1パック(50g)
小葱:お好み
【作り方】
1:鍋に油を熱し、きのこ類を入れて炒める(強火1分程)
2:出汁を入れ、きのこが柔らかくなるまで煮る(弱火3分程)
3 :味噌を溶き入れ、器に入れた納豆に、2の味噌汁をそそぐ
4:小葱を散らして完成!
●
トーストにも納豆は合いますが、この場合もパンにのっけてそのまま焼いてはもったいない! サンドイッチや、後のせトーストがオススメです。
◆ナットウキナーゼ効果を活かす 納豆トースト(調理時間5分)
【材料】(2人分)
食パン:2枚
バター:10g
マヨネーズ:大さじ1<納豆付属の辛子を入れて混ぜる>
スライスチーズ:2枚
納豆:1パック(50g)<付属のタレを入れて混ぜる>
きざみ海苔:お好み
【作り方】
1:パンにバター・マヨネーズ、スライスチーズをのせ、トースターで焼く(3分程)
2:納豆をのせ、海苔をちらして完成!
●
おかずとして食べる場合も、熱を加えない和えるサラダ、仕上げに火を止めてから混ぜるだけの炒め物等がオススメです。
◆ナットウキナーゼ効果を活かす 納豆サラダ(調理時間5分)
【材料】(2人分)
納豆:2パック(100g)<付属のタレを入れて混ぜる>
プチトマト:8個<4等分に切る>
きゅうり:1/2本(50g)<5㎜角切り>
パプリカ:1/4個(50g)<5㎜角切り>
梅肉:小さじ2
大葉:4枚<みじん切り>
白炒り胡麻:大さじ1
【作り方】
ボウルに材料全てを混ぜ合わせて完成!
「良質の植物性たんぱく質」と言われている納豆は、食物繊維・ビタミン・ミネラルなどもバランスよく含まれています。いろいろとアレンジしながら、1日1パックを目安に食べたいですね!
(文/精進料理研究家、食ライター・麻生怜菜)