生まれ変わっても同じ性別がいい?異性がいい?男性は年代差が顕著に

2015/09/27 06:30


男女

 ©iStock.com/Tomwang112

あなたは、自分が男性であること、女性であることに満足しているだろうか? ときに「女性は(男性は)いいなぁ…」と異性の生き方をうらやましく思ってしまうこともあるかもしれない。

そこで、しらべぇ編集部では、「もし生まれ変わったら同じ性別に生まれたい」と考える人の割合を調査してみた。


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■「もう一度同じ性別」派がやや優勢

生まれ変わった性別

全国の20〜60代男女1413名に聞いたところ、大きく割れたが、生まれ変わってももう一度同じ性別で生きていきたいと考える人が5割を少し上回った。男女差はほぼなく、男性:55%/女性:58.1%となっている。

同じ性別=自分のこれまでの人生をある程度ポジティブに捉えている、と考えると肯定派がやや優勢とも考えられるが、じつは男女差・年齢差は顕著に開いたのだ。


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■2〜30代男性に女性願望?

生まれ変わっても年代別

年代別では、男女ともほぼ年齢が上がるほど「同性がいい」と考える人の割合が増えている。5、60代男性は7割前後だが、女性も6割台とかなり高い。

しかし女性は、年代差がそれほど大きくないのに対して、20代男性で同じ性別を望む人は60代男性の約半分

この年齢差40年の間に、女性の社会進出や若い男性の「草食化」など、世の中が大きく様変わりしたとはいえ、2〜30代男性の6割が「生まれ変わるなら女性がいい」と考えながら生きていることは、彼らを取り囲む環境の厳しさを示唆してはいないだろうか。

先日しらべぇがお伝えした「今、自分が幸せだと思う人の割合」と、今回の調査結果は奇妙に符合する部分が大きい。未来を担う若い男性を孤立させず、充実感を与えるような周囲や社会の助けが必要なのではないだろうか。

幸せ年代別

日本で「いま幸せな人」は誰か?女性は男性の「1.5倍幸せ」説

(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20代~60代男女1413名

男女人生調査
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