「1時間以上の昼寝」はあぶない!?すっきり起きられる昼寝の方法とは?
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昼さがりのうたた寝は、至福のひととき…。休みの日に家でゆっくりしていると、ついつい寝すぎてしまうことはないだろうか。起きたときには夕方で、1日の半分を無駄にしてしまったなんて後悔することも。
しらべぇ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を使って、10代~50代の男女349名の「昼寝事情」を調査した。
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◼昼寝をするときは1時間以上?
「昼寝をするときは1時間以上する?」と聞いてみると、4割以上の人が当てはまった。いざ寝るときにはガッツリ休む人が少なくないようだ。
しかし、つい昼寝しすぎてしまうと、こんなこともあるとか。
・ 「起きたときに頭が重くて、昼寝したことを後悔する」(20代女性)
・ 「アラームをかけたのに結局起きられず。本当は30分で起きるはずだったのに予定が狂ってしまった」(30代男性)
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◼︎目覚めをよくする昼寝の方法
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休日の昼寝であれば、時間を気にすることなくゆっくり好きなだけ寝られるが、仕事中はそうもいかない。そんなとき、昼休みの短時間で試してみたいポイントは以下の2つだと言われている。
忙しく働く人は、実践してみる価値があるかもしれない。
① 寝る前にコーヒーを摂取
コーヒーを1杯飲んでから寝ると、起きたときにすっきり起きられるそう。ポイントは、飲みやすい温度を一気に飲み干し、すぐに寝る体勢に入ること。コーヒーではなくても、カフェイン飲料であればOK。
② 20分ほどで起きる
カフェインを摂って20分以内の昼寝におさえると、起きたときにはカフェインの効能が効き始めており、目覚めよくすぐに仕事に取り掛かることができるよう。
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◼︎高齢者は注意!? 昼寝に脳梗塞が高まるリスク︎
ただ、昼寝にも注意があるようだ。テレビ朝日系列のバラエティ番組「「林修の今でしょ!講座 3時間SP」で医師が紹介していた話によると、高齢者に限ってではあるが、日中に1時間以上の昼寝をする人の方が、そうでない人に比べて脳梗塞のリスクが高まるのだとか。
深い眠りに入ると、起きたときに血管に負担をかけてしまい血圧の上昇を招き、結果的に脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まるそうだ。朝の起床時にも負担をかけているため、昼寝によって1日に2回の負担をかけることに。
高齢者にリスクが高いと言われているが、若者も将来のために頭の片隅に入れておいてほしい。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)