【結婚生活のささいなケンカ集】バスタオルの使い方でも3種類ある!どれが正解?
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異なる生活環境で長年過ごしてきた者同士が、ひとつ屋根の下で共同生活をはじめたとき、どうしても起こってしまいがちなささいな揉め事。今まであたりまえだと信じて疑わなかったことが、相手にとっては「ここは地球の裏側か?」と感じるぐらい非常識な言動に思えてしまうケースも少なくないようです。
本サイトでは、同棲および結婚生活の経験者に聞いた「生活習慣のちがいが原因のささいなケンカ」の3つの実例をもとにアンケート調査を実施。興味深い結果とともに、さまざまな生活スタイルにも迫りました。
◆同棲中または結婚しているパートナーと「フライパンや鍋の蓋を洗うかどうか」で揉めたことがある?
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一定数「蓋を洗うかどうか」でケンカをした人はいるもよう。男女とも20~30代の若い世代のほうが揉めている割合が高いのは共通しています。洗わない派からは、「食材や調味料に直接触れていなく汚れていないから洗う必要はない」との主張が聞かれました。
また、同棲中の20代女性からはこんな声も。「彼がときどき洗い物をしてくれるんですが、毎回鍋やフライパンの蓋だけは洗ってくれず、指摘するのも悪いので彼が寝たあとにこっそり洗っています」。ケンカに発展しないためには、ちょっとした心遣いが必要なんですね。
◆同棲中または結婚しているパートナーと「部屋の掃除の頻度」で揉めたことがある?
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蓋を洗うかどうかよりも全体的に「はい」と答えた人が増えており、20~40代はほぼ横並びの数字でした。掃除の頻度でケンカをした経験がある30代男性からは、「お互いの“汚いと感じる基準”がちがっていました。彼女のほうがキレイ好きなため、自然と彼女が多く掃除をすることに。『いつも私ばっかり!』と怒られました」との声が。
“キレイ”や“汚い”という感覚には個人差があるため、「汚れたら掃除しよう」というスタンスだと、ケンカに発展しかねないようです。
◆同棲中または結婚しているパートナーと「誰のバスタオルを使ったか」で揉めたことがある?
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こちらは、30代男性と20代女性が突出しており、30代男性と20代女性のカップルは、誰のバスタオルを使ったかで揉めやすい傾向が伺えます。
実は、バスタオルは各家庭での使い方が多種多様であり、主に以下3つの使い方が挙げられます。
①ひとり1枚専用のバスタオルを使う
②家族共用で1~2枚のバスタオルを使う
③ひとり1枚フェイスタオルで軽く水気を吸いとり、仕上げに使うバスタオルは家族共用で1枚のみ
バスタオルの使い方で揉めたという30代男性は、「彼女が使ったバスタオルで体を拭いていたら、『なんで私のバスタオル使うの!?』と注意され、バスタオルを専用で使う考えがなかったため、思わずカチンときて言い返してしまった」そう。
共同生活をはじめる折には、「自分の常識」を見つめなおす必要がありそうですね。
(文/しらべぇ編集部・小林香織)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代男女1400名