本の「ジャケ買い」経験率を調査!表紙で選びがちなのは中年男性と…
2015/10/10 06:30
書店でもネットでも電子書籍でも、本を買おうとしたときにまず目にするのは表紙。イラスト・写真などがデザインされ、タイトルや帯などに魅力的な言葉が、誘うようにちりばめられている。
中には、内容や書評はさておき、表紙だけに釣られて本を買ったことがある人もいるかもしれない。そこで編集部では、書籍をいわゆる「ジャケ買い」したことがある人の割合を調査した。
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■5人に1人が本をジャケ買い
結果、およそ2割弱の人が表紙を気に入って、内容の知らない本を買ったことがあると回答。逆に、ほとんどの人は表紙が気になったとしても、眺めるだけで購入まではしないようだ。本は内容を重視する人が多数派なのだろう。
ところが、男女別の結果を見ると、興味深い結果になっている。
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■とくに30代女性と、50代男性?
20代では、女性が男性の約2倍の人が表紙買いをしたことがあるのに対し、50代でその比率が逆転。男性は若者よりも、30代~50代の方が表紙買いをする傾向にあるらしい。
一方、女性は30代をピークに表紙買いの割合が減少している。感性の変化なのだろうか? 若いころは流行に敏感だったり、見た目重視といったことがあるように、表紙で本を選ぶことも多いのかもしれない。
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■ジャケ買いだけど「正解!」という人は多そう
https://twitter.com/3_acchi/status/645917207952625665
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
何となしにジャケ買いした小説で泣いた。こういう綺麗で切ない話こそ映画化したらいいと思うよ。 pic.twitter.com/VZWlX82f6z
— トト@透明人間 (@ri_toumeiningen) April 10, 2015
今日ついついジャケ買いしてしまったこのホモ本…えっちじゃないのにえっちで面白い…好き pic.twitter.com/lY4qfPEVVa
— つ꙼̈ら꙼̈つ꙼̈ら꙼̈ (@93Tsura) September 22, 2015
表紙がきっかけで、人生を左右するような本や漫画と出会える可能性は、なきにしもあらず。たまには、直感で選んでみても面白いのでは?
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日(金)~2015年8月24日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1413名