中国のSNSでは「爆買い」の情報交換が詳細に行われていた!圧倒的人気スポットとは?

昨今、日本の街、そしてメディアを賑わせている中国人観光客の「爆買い」。しかし、彼らはどのように“日本で買うべきもの”の情報を収集しているのだろうか?

そこで、中国・広州在住の記者が日本での「爆買い」経験のある中国人たちにその収集方法を聞いてみた。


 

◆スマホで情報収集

返ってきた答えのほとんどは、「携帯電話(スマホ)でSNSを見て情報収集している」というもの。たとえば、こんなサイト(ページ)があるそうだ。

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※画像はサイトのスクリーンショットです(以下、すべてWeChat「日淘君」より)

これはつまり、「日本へ行ったらこれは買い!トップ100」というランキング。実際にトップ100の内訳を見てみると、

・化粧品類:54%
・医薬品:19%
・健康食品:6%
・ヘアケア:6%
・ファッション:4%
・リラックス品:4%
・生活用品:3%
・その他:3%
・家電製品:1%


といった比率になっている。「爆買い」と聞くと、多くの人は家電量販店に大挙する中国人観光客を思い浮かべるかもしれないが、これを見ると、彼らが日本のドラッグストアを最重要の目的地にしていることがうかがえるだろう。

化粧品類では「基礎化粧品」や「美白・保湿クリーム」などが多く見られる。また健康食品では、「酵素・酵母」や「青汁」などが人気だ。

ちなみに、ドラッグストアの商品については、独立したオススメ商品の紹介ページも見られる

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※画像はサイトのスクリーンショットです

こちらのページのタイトルは、「日本薬剤師強烈推薦的30款家庭常備薬品」。30種類の薬・クリーム類が、効能などとともに紹介されている

そして、日本での買い物に関する“How To”ページも複数存在した。

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※画像はサイトのスクリーンショットです

こちらは、「日本で賢く買い物するための7つのヒント」というページ。書かれている内容を見てみると、

1:Union PayとVisaカード、支払の際の注意点(PINコード入力するのがUnion Pay)
2:免税店、免税適応額の注意点(1万800円以上が適応)
3:秋葉原、お土産を買う際の注意点(売切れ必須、早めに買うべし)
4:アメ横、買物の際の注意点(偽物には気をつけよう)
5:ドラッグストア、お得に購買するためには(会員カードの利点)
6:「Made in Japan」表記の注意点(外装と本体をチェック)
7:免税価格VSセール価格、お得に買物するためには(会員価格の利点)


といった注意点が紹介されていた。

なかでも、彼らが最も気にするのは「偽物」対策

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※画像はサイトのスクリーンショットです

本物と偽物の見分け方が、このように詳細に解説されているページが多く見られる。これらは、「爆買い」において気を付けるというよりは、中国国内で流通する“日本製品風”の偽物への対策として用意されているページだ。

気ままにお金を使いに来ているように見える「爆買い」。しかしそこには、綿密な準備と情報交換が存在しているのである。

(文/しらべぇ編集部・ジュンジュン


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