『半沢直樹』の演技は真実だった?出世している人は「土下座」している!?
2013年に放送され社会現象にもなったドラマ「半沢直樹」。もう二年前のドラマではありますが記憶に残っている人は多いと思います。半沢直樹といえば、流行語も受賞した「倍返し」を思い出すかたが多いと思いますが、印象的なシーンと言えば大和田常務の土下座ではないでしょうか。
あそこまで迫真の土下座はなかなかできるものではないですが、おふざけではなく真剣な場で土下座をしたことがある人はどれくらいいるのでしょうか? 20代〜60代男女1500名に調査をしました。
■およそ1割が土下座を経験
11.1%と、約10人に1人の結果となりました。興味深い結果が出たのは同様の調査に加えて、「同年代より出世をしている」と答えた人とそれ以外との格差。
土下座経験者が28.4%との結果となりました。出世していないと返答した人の土下座率は8.8%なので、約3倍の開きがあります。出世している人は、自身のミスだけでなく部下の失敗もありそうですが土下座で誠意を伝えているんですね。
ちなみに、冒頭の「半沢直樹」の土下座のシーンですが、主演の堺雅人さんがTBS「ぴったんこカン☆カン」に出演したときに撮影秘話を語っています。あのシーンは、最初から最後までで台本が21ページあり、最初から最後までやると25分かかるそうです。それを10回くらいやらされて狂気の沙汰だった、と語っています。
また、「テイク数重ねるたびに、(香川照之さんが)土下座するまでの時間が長くなって、この人、一生土下座しないんじゃないかと思いました」とも。ドラマの演出だからこそ許されるものなので、我々が土下座をすることがあれば時間をかけずに誠意を伝えたいですね。
(文/しらべぇ編集部・砂流恵介)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日~2014年11月16日
対象:全国20代~60代男女計1500名