【秋の0円グルメ】食べられる「どんぐり」は道ばたや公園にいっぱい!
秋も深まり、スーパーや八百屋の店頭にはネットに入ったおおぶりの栗が並ぶ。しかし、もっとカンタンに手に入る秋ならではの味わいがあるのをご存知だろうか?
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■秋の道ばたや公園は「どんぐり」でいっぱい
この季節、公園や街路樹の下にたくさん落ちているどんぐり。「どんぐりなんて渋くて食べられない」と思う方もいるだろうが、クヌギやコナラなどアクの強い種類がある一方、シイの仲間はアクが少なく食べやすいのだ。
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■食べられるどんぐりの代表格は、こちらの「スダジイ」
椎の実の中でもとくに美味しいのが、こちらのスダジイ。小ぶりで濃い緑色の葉が特徴。都心でも多く見られる。ふだんは見落とすような木の下を見れば、ところ狭しと実が落ちているのに気づくだろう。
虫食いの穴が開いているものは、避けて拾おう。
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■はかまが付いていれば、まず取る
スダジイの実は、栗でいうイガのようなはかまに包まれているものも。拾ってきたら、まずコレを取り除く。
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■水洗いして、浮いてきたものは捨てる
続いて、水洗いして泥などを落とす。このとき、虫食いや未熟な実などは浮いてくるので、コレも捨ててしまおう。よく洗ったら、ザルにあけて水を切っておく。
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■鍋で乾煎り(電子レンジでも可)
水を切った椎の実をフライパンや厚手の鍋で乾煎りする。鍋をゆすりながら3〜4分ほど煎っていると、写真のようにだんだん殻が割れてくる。割れた殻が目立ってきたら、火を止めて調理終了。
紙の封筒に入れて、電子レンジでチンしてもいい。
■殻の中には真っ白な実が
ヒビの入った殻は、爪でカンタンに割ることができる。よく火が通ったスダジイの実は、天津甘栗に似て薄皮もついてこないので、つるりと剥ける。
■剥いたら熱いうちに召し上がれ!
冷めると固くなってしまうので、熱いうちに食べよう。栗から甘みを抜いたような素朴な味わい。香ばしくナッツのように後を引く美味しさだ。
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■仲間のマテバシイはややアクあり
葉と実がスダジイより大きなマテバシイも公園などでよく見かけるが、 こちらはスダジイよりややアクが強いのであまりオススメしない(食べられないことはない)。
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)