朝5時までに起きる「超早起き族」は日本人の何割? みんなの早起きの目的とは…
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ことわざのなかでも最も有名なもののひとつ、「早起きは三文の徳」。その意味は言わずもがな、ほとんどの人が知っていることと思われますが、俳優の哀川翔さんが2009年に『早起きは「3億」の徳』(東邦出版)という書籍を出版するなど、早起きの効果は“三文”どころではないともよく言われます。
さて、“早起き”といわれる起床時間を何時とするかは人それぞれだと思われますが、朝5時までに起きることを“早起き”とするのに異論がある人はあまりいないでしょう。そんな早朝の時間に起きることを日課としている人はどれくらいいるのでしょうか?
そこで、20代から60代の男女計1655名を対象に以下の項目のアンケートを実施してみました。
◆基本的に毎日午前5時までの時間に起きるようにしている
こちら、年代別の「あてはまる」と回答した割合を紹介しましょう。
歳をとると朝が早くなると言われますが、その通りの結果が表れています。そして、全体平均は10.8%。日本人のおよそ1割は、朝5時までに起きる“超早起き族”のようです。
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◆早起きする理由は?
では、なぜそんなに早く起きるのでしょうか? 以下、回答者のみなさんから寄せられた理由を紹介していきましょう。
「出勤までに準備する時間を確保するため」(20代男性)
「朝ごはんをゆっくりたべたいから」(30代男性)
「英語を勉強したり自分の時間をつくるため」(30代男性)
「朝ストレッチをするから」(40代男性)
「朝の時間を有効に使いたいので。新聞とニュースから情報収集する」(60代男性)
「趣味の盆栽鑑賞は、早朝も趣があり好き。1日が長く使える」(60代男性)
「誰にも邪魔されず、自分のペースで家事がすすむ」(30代女性)
「家族が起きてくるまでひとりの時間を持ちたいので」(40代女性)
「主人と息子のお弁当作り。仕事に行くのが7時だから、朝は忙しい」(40代女性)
「朝早く起床していれば、1日の無駄がない。ゆっくり時間を過ごすことも出来る」(60代女性)
やはり、「仕事のため」や「家事のため」といった理由が多く見られましたが、それ以外では、勉強や情報収集、ひとりの時間の確保といった目的が主な早起きの理由となっているようです。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国の成人男女計1655名