イケメンが泣かせるためにオフィスに来る!? 「イケメソ宅泣便」ってなんだ?
双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。 皆さん、最近泣く機会はありましたか? 大人になると、涙を流すことを我慢しがちですよね。
しかし世の中には、「泣くことを我慢して社会で働く人たち」に向けたサービスがあるそうです。
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■7900円(泣く)で“涙のプロ”が会社に届く?
その名は、「イケメソ宅泣便」。公式サイトをみたところ、なにやらイケメンばかりな集団の写真が…。なんでもイケメソ男子とは、イケメンでメソメソ泣く男性のことを指すんだとか。
※画像はサイト「イケメソ宅泣便」のスクリーンショットです
イケメンの写真の下には、「弟系イケメソ男子」「オラオラ系イケメソ男子」など、バラエティ豊かなキャッチフレーズが付けられています。ただ、まだ実態がイマイチ掴めません…。
ということで、サービス内容を私たち双子に実演していただくことになりました。(※通常は法人限定のサービスとのことですが、今回は特別に実施してもらいました)
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■宅泣便デビュー戦!
当日、とあるオフィスを借りて「宅泣便」を待っていると…。扉をたたく音とともに、ひとりの男性の姿が。
「さっそくですが、はじめましょうか。僕、今日がデビュー戦なんですけど…」
照れがちに仕切ってくれるのは、「ミスター・ジャパン」東京代表に選出された経歴があるという“ミスター東京イケメソ”こと土井亮祐さん。感涙療法士という、涙についての専門的な資格を持っているそうです。
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■ステップ1:プロローグ(10分)
まずは、イケメソによる自己紹介や涙についての説明。
「僕は普段、ジムでフィットネストレーナーもしています。お越しになるオフィスワーカーの皆さんは、交感神経のバランスを崩して疲れている方ばかり。
心身を上手く整えるアプローチを、フィットネスだけではなくリラックス効果をもたらす“泣く”という行為からもしたいと思い、イケメソ宅泣便に挑戦することにしました。僕の前では遠慮なく、たくさん泣いてくださいね」
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■ステップ2:泣ける動画を一緒に観る(30分)
続いて、家族・恋人・ペットや友情などがテーマの“泣ける動画”をプロジェクターで上映。イケメソと一緒に観ます。用意されているのは、世界各国のショートムービーやドキュメンタリー作品などです。
当初、「イケメンが隣にいたら泣くのなんてムリッ!」と密かに思って背筋が伸びていた私たち双子。ですが、感動的な映像のひとつひとつが涙の琴線に触れ、いつの間にかホロリ。
となりに座るイケメソをチラ見したところ、ナント彼自身も泣いているではありませんか! 涙もろい! 好感度上がるッ…!
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■ステップ3:“頬ポン”サービス(5~10分)
泣きに泣いて心が解放されたあとは、次のステップへ。イケメソが、キレイなハンカチで我々の頬につたう涙を「ポン」と拭いてくれます。こちらは、“頬ポンサービス”というメニュー。
この頃になると、土井さんのピュアなお人柄に信頼感が芽生え、気持ちがスッキリと解放されていきます。
■みんな本当は泣きたい
今年2015年の9月に立ち上げたばかりだというこちらのサービス。現在、多くの問い合わせがあり、20社近くにサービスを提供しているそうです。
開始から約1カ月という短期間で既にリピーターからの申し込みもあったというから驚き。 意図的に涙を流すという思い切った行動も、彼らが一緒なら楽しめそうです。涙を流して身も心もリフレッシュしてみてはいかがですか?
(文/奈津子・亜希子)