「田中なのに山田って…」名前を間違えられても訂正しない人の特徴とは?
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人と会話をする中で、「名前を言い間違えられた」経験はないだろうか? とくに目上の人やそれほど親しくない人に間違った名前で呼ばれると、余計に指摘しにくいなと思うこともあるはず。
しらべぇ編集部では、全国の20代〜60代の男女1400名を対象に「名前を言い間違えられたときに、訂正せずに話を続ける?」と質問してみた。
■20代男性は訂正する人が多い
すると、全体では約4割の人が「訂正せずに話を続ける」と回答。また男女の年代別でみると、20代の男性は24.8%ともっとも低い数値となった。
あらゆることに淡白だと言われがちな「草食世代」も、言うべきことはしっかり伝えるようだ。
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■訂正しない人の理由は?
ここで、名前を間違えられても訂正しない人に話を聞いてみた。
・「山崎という苗字で『ヤマサキ』と本当は読むけど、9割型『ヤマザキ』と言われる。日常茶飯事なので、どちらでもいいやと思っている」(30代男性)
・「親戚から、よく妹の名前で呼ばれることがある。間違えないで呼んでくれるときもあるので、言おうかどうか迷って結局言わずにきている」(20代女性)
・「苗字が『田中』なのだけど、ありふれているからか『山田』と間違えられたことがある。もう会う機会もない人だったから、山田で通した」(20代男性)
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■半数以上の人がスルー!その職業は…
職業別で比較してみると、訂正しない可能性の高い職業ナンバーワンが判明。それは、5割を超えた公務員。
半数を超える人が間違いを受け流すようであるが、これは言い直せない性格の人が多いのか、職業柄そうなってしまうのか…なにか事情があるのだろうか?
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■関西人は意外とツッコまない!?
ちなみに、都道府県別でも面白いデータがとれた。間違いにツッコミを入れそうなイメージの強い関西人に、そのまま訂正せずに会話を続ける人が多かったのだ。
一方で、訂正しないと気が済まない人が多かったのが福岡県民。「九州男児は黙っていられない!」ということなのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代の男女計1,400名