3年以内に大地震くる？1400名に聞いた結果は「来ないと思う」が多数派

いつどこに地震がきてもおかしくないと言われる、日本列島。今この瞬間に揺れるかもしれない。では、これから3年間で大地震が発生すると思うか、1400人の声を聞いた。

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■「来ない」が多数派。ただし30代女性に強い危機感

全体では約7割の人が否定的な回答。しかし、年齢・性別で見ると30代、特に女性は「来る」と思う割合が高かった。

また、30代とは対照的に60代以上では低めの割合となっている。自身の人生経験からこの3年という期間では「来ない」と感じるのかもしれない。

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■北海道と関西は「来る」が少なめ。東京は？

回答者の居住地別に見てみると、北海道、大阪府、兵庫県、奈良県では「地震が来る」と回答した割合が低めであった。そして、回答者数が一定に達しなかった都道府県を除き、もっとも割合が高かったのは東京。

北海道と関西で共通して考えられるのは、東日本大震災の被災地からは距離があり、かつ平成ですでに大地震が発生しているという点。1993年に北海道南西沖地震、1995年には阪神淡路大震災があった。無意識のうちに、しばらくは地震が（自分の土地に）発生しないという考えに至るのだろうか。

東京は東日本大震災の被災地の1つであり、一極集中というリスクを抱えている。震災の時には都内だけで350万人を超す帰宅難民が発生し、余震もかなり続いた。そのことが「近いうちにまた来るのでは…」という不安や危機感に繋がっているのかもしれない。

（文／しらべぇ編集部・伊東宏之）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年9月25日～2015年9月28日
対象：全国20代～60代の男女計1400名