好きだけどヤラない? 「添い寝フレンド」がジワジワと流行ってるかも
「添い寝」だけの関係、アナタは経験ありますか?
愛しあう男女がひとつのベットを共にしたとする。そこから先の成り行きは誰しもが推測できるはず。
ところが最近は、「その後の展開」にいくことなく「添い寝だけ」で朝を向かえる男女が多いという。
キーワードが流通する度合いを測るGoogleトレンドで「添い寝フレンド」という言葉を検索すると、2014年頃から着々と検索されており、今年上半期には高いポイントに到達している。 画像はGoogleトレンドのスクリーンショット
さらに、この言葉をGoogleで検索するといくつも予想がヒットする。
画像はGoogleのスクリーンショット
アンケートサイト「マインドソナー」で20代〜50代の男女333名に、「異性と一緒に眠ったのに、セックスしなかったことがある人」を尋ねてみた。
結果、「はい」と答えた人は7割近くに。セックスレスに悩む既婚者も含むと思われるが、異性と「寝る」ことは必ずしも性行為と結びつくわけではなさそうだ。
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■添い寝だけでいいのか?
画像出典:Amazon
近年では、2011年にTBSで放送されたドラマ「シマシマ」で矢田亜希子が添い寝屋の店長を演じ、不眠で悩む女性に対して一晩添い寝をする男性を派遣するといった物語が描かれて話題となった。
ここで「添い寝フレンド」(通称:ソフレ)を持ったことがある人たちから寄せられた生声を紹介しよう。
・女性編
「仕事から帰ってくると、疲れて男性とコトに及ぶ気に一切なれない。だけど寝る間際だけはひとりじゃ寂しくて…。いつも特定の男友達を呼び出して手だけ繋いで寝てます」(27歳 事務職)
「今の彼は、お家に9回泊まりにいっても添い寝だけ。彼は性的にコンプレックスを抱えていて、セックスまでのハードルが高くて。わたしのほうが我慢できず襲ったけど」(29歳 スポーツトレーナー)
「仕事でイヤなことが重なり誰かに支えて欲しいと思っていた時期、昔付き合っていた彼とソフレ関係になって。恋愛感情を超えてるから襲ってくる心配も無いし、安心感」(28歳 販売員)
・男性編
「仲の良い女友達と飲みに行ったあと、相手が終電を逃したら毎回泊めてあげます。でも、彼女は恋愛対象としての「好き」ではなく友人なので、セックスしたら何かを失う気がして何もしません」(34歳 サービス業)
一方で男性からは、こんな意見も…。
「添い寝だけで終わった経験は、無いです。添い寝するんだったら最後までやっちゃうと思うし、その可能性がない相手なら添い寝しない」(30歳 デザイナー)
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■不健康にみえて健康には良い関係?!
©iStock/RyanKing999
ある調査結果によると、男女がひとつのベットで一緒に眠ると「オキトシン」と呼ばれる物質が分泌され、互いに信頼関係が増すという。
その分ストレスホルモンも低下するというのだから、忙しい人にとっては寂しさを解消できるメリットがあるのかもしれない。
「好きだけどセックスはしない」もしくは「セックスをするまで好きではないが、隣にいて欲しい」のか。この新しい関係性の行く末はどうなるのだろうか?
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)