【圧倒的な差】「八方美人」は本当に美人(イケメン)なことが判明!
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どんな相手に対しても「いい顔」をする人、ときに「あの人って、八方美人よねぇ」と言われる。「美人」とついているが、決してほめ言葉ではない。
むしろ見た目が美人とは限らない。美人界の異端児、それが八方美人の悲しい宿命である。
だがしかし、それは厳しい世の中を生き抜くための素晴らしい能力なのではないだろうか? そこでしらべぇ編集部では「嫌いな人とも仕事ではうまくつきあえる」人の割合を調べてみることにした。
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■嫌いな人ともバッチリ仕事できるのは3人に1人
全国の働いている20〜60代の男女908名に聞いたところ、嫌いな人とも仕事でならうまくつきあえる八方美人タイプは、4割弱。多数派ではないが、少なくない割合だ。
苦手な人とは仕事できない人ばかりだとしたら、ビジネスが動くわけがない。八方美人さんたちが感情とは別の軸を持って働いているからこそ、会社は回っているのかもしれない。
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■仕事に責任を持つと、好き嫌いを乗り越える?
こうした八方美人タイプは、どんな仕事の人に多いのだろうか。職業別に見てみると…
圧倒的に多いのは経営者で6割を超えた。自由業や自営業といった「自分でビジネスをしている人たち」も比較的割合が高い。会社やお店、従業員にまで責任を持つ立場では、好き嫌いで仕事を選り好みしている場合ではないのだろう。
一方、嫌いな人とはうまく仕事ができない人がもっとも多いのは、フリーターをも超えて会社員だった。雇われの身ならではのわがままが通るのは、身に覚えがある人もいるのではないだろうか。
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■モテる・容姿端麗な人の八方美人率は2倍近い
さて、八方美人は「見た目も美人」なのか? 最初の問いにお答えしよう。以下の結果をご覧いただきたい。
「自分はモテる」と思っている人、「容姿端麗だ」と思う人は、そうでない人たちとくらべて仕事で好き嫌いを抑えられる割合が1.8倍ほどにのぼる。美人・イケメンには、八方美人も多いのだ。
ついつい誰にでもいい顔をしてしまって自己嫌悪に陥ったりする人は、もしかしたら見た目に自信を持ってもいいのかもしれない。
(しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代の有職男女計908名