リストラするならこんな人?ゆっくり仕事をすすめる「手抜き世代」が判明
ほとんどの人にとって働いている時間は、人生の大部分を占める。来る日も来る日も働きつづけるうちに、「ちょっと手を抜いてしまおうか…」と思う瞬間もあるだろう。
編集部では、全国の20代〜60代の会社員・経営者男女532名を対象に、「必要以上に仕事を任されるのが嫌で、手を抜いてゆっくり仕事を進めたことがある人」の割合を調査した。
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■約4割の人が手を抜いて仕事をしていた!
全体では、およそ4割が余計な仕事を任されるのが嫌で、手を抜いたことがあると判明。「日本人は勤勉だ」という神話はもはや通用しない。今後、この割合が高まるようなら、日本の将来が心配になってしまう人もいるはずだ。
さらに男女・年代別の結果を見ると、興味深い結果が明らかに…。
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■手抜き世代は働き盛りの30代!?
どうやら男女ともに、30代が最も仕事に手を抜きやすい世代のようだ。20代のうちは仕事への情熱を忘れずにがむしゃらに働くが、30代になると同じ時間働くならゆっくり仕事を進めた方がいいと思うようになるのだろうか。
近ごろは定年延長や嘱託として、60代になっても会社に残る人も増えているが、こうした高齢世代の会社員・経営者は勤勉な人が多いようだ。
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■出世するなら手を抜いたほうがいい!?
ほかにも興味深いのが、「同年代の他人よりも出世しているほうだ」と感じている人達の回答。約5割近くもの人が手抜きをしたことがあると白状している。
どうやら手を抜くことは、必ずしも悪いことではなく、仕事の生産性を高め、出世につながる可能性もあると言えるだろう。
とはいえ、あからさまに手を抜いている人がいると、職場の士気の低下につながる。周りに分からないよう、手の抜き方を工夫する必要があるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・おがりょー)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日(金)~2015年9月28日(月)
対象:全国20代~60代の会社員・経営者男女計532名