旬の上海ガニが1000円台で!?東京の下町・根津にある絶品中華

2015/11/01 09:00


人は、「限定」という言葉に弱い。企業のマーケティングが証明している。カニの中にも、比較的いつでも穫れる種類もあれば、日本海のズワイガニのように漁期が決められているものもある。中華料理の高級食材「上海ガニ」は後者だ。

上海ガニのメスが産卵を控えて卵巣が大きくなり、食べごろを迎えるのが10月。体がひと回り大きく身の肉自体はこちらのほうが美味しいオスは、11月が旬と言われている。

しかし、さすがに高級食材、中華料理店では1杯数千円することも少なくない。


画像をもっと見る

■根津の隠れ家中華では1000円台で!

海上海

ところが、都心部からそれほど離れていない下町では1杯1000円台で上海ガニが食べられる店がある。 千代田線の根津駅から徒歩5分ほど、「つつじまつり」で知られる根津神社の近くにある「海上海(ハイシャンハイ)」だ。


関連記事:必見!ぷりぷり激ウマの牡蠣が「おトクに」味わえる東京の名店3選

■蒸しガニも紹興酒漬けも1000円台

メニュー

上海ガニといえば、代表的な食べ方はまるごと蒸すか、活きたまま紹興酒に漬けた「酔っ払い蟹」。 そのどちらも、ここでは2000円を切る!


関連記事:【パイン入れますか?】国民的中華「酢豚」好きは5割!一方で「胃液の味」との声も

■味噌と卵がたっぷりの「酔っ払い蟹」:1,580円

酔っ払い蟹

紹興酒に漬けた酔っ払い蟹は、カニ味噌の甘みが紹興酒の香りと相まって大人の味わい。もちろん、紹興酒にぴったりのつまみだ。


関連記事:イセエビより高級!東京の都心で絶品「ザリガニ中華」を食べられる名店を発見

■熱々の蒸しガニは1杯1,880円

上海蟹1

生はちょっと…という方にオススメなのは、王道の蒸しガニ。真っ赤に色づいた甲羅を開けると、濃いオレンジ色のカニ味噌と卵巣が姿を現す。蒸したてをさばく時は、指を火傷しないよう気をつけよう。

上海蟹2

胴体の部分、濃厚な味噌と食べごたえのある肩肉が上海ガニの醍醐味だ。


関連記事:【寿司豆知識】ブリ・ハマチ・カンパチの違いを解説! 実は白身魚じゃない?

■カニ以外もうまい! 皮から手づくりの鍋焼き餃子

餃子

こちらの店はカニばかりでなく、本格的な上海料理が楽しめる。もちもちした皮から手づくりの餃子は、名物のひとつ。

また、カリッと焼かれた麺にふかひれの餡がかかった「ふかひれ焼きそば」もシメにぴったりの一品だ。

ふかひれ焼きそば

まだまだ上海ガニの季節は続くので、せっかくならリーズナブルに召し上がれ。

【海上海】
住所 文京区根津2−29−3
営業時間 11:00~14:30/17:00~23:00

(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

グルメ中華取材
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング