9割が関西住民の胃袋へ!新たに記念日もできた80年超の長寿商品とは?

ウインナーソーセージ©iStock.com/sakai000

世に「記念日」は数あれど、11月1日「ソーセージの日」は、かなりトリビアな存在。初めて聞いたという人がほとんどだろう。

それもそのはず「ソーセージの日」は、今年デビューしたばかりの記念日。一般社団法人「日本記念日協会」(長野県佐久市)が新たに認定した

協会によると同記念日は、「日本ソーセージの父」とされる大木市蔵(1895〜1974年)の功績にちなんだもの。制定したのは、大木の出身地・千葉県横光芝町商工会だ。

11月1日は、1917(大正6)年に開かれた「第1回神奈川県畜産共進会」で、大木が日本で初めてソーセージを出品した日にあたる。


 

■80年のロングセラー「ポールウィンナー」

以来ソーセージは、「ウインナー」「フランクフルト」「ボローニャ」などのさまざまな種類が国内に広まったが現在では、家庭の食卓に欠かせない食材になっているのはご存じの通り。

中でも「ウインナー」は口にする機会が多いソーセージで、ロングセラー商品も多い。

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その一つ「ポールウィンナー」は、1934(昭和9)年の発売。80年以上の歴史を誇る。製造元は、兵庫県西宮市に本社を置く「伊藤ハム」だ。

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同商品の特長は、保存期間が長いこと。独特のセロハン包装が中身を衛生的に保ち、加熱いらずで食べられる。

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中身の取り出しも、テープをむき取ることでワンタッチ。以前の包装ではハサミなどを使うか、端を歯で「食いちぎる」必要があった。


 

■「食べたことがある率」は地元2府県のみ過半数

これほど息が長く、かつ大手メーカーの商品であるにもかかわらず、「ポールウィンナーを食べたことがある」という声は意外に聞かれない。

しらべぇ編集部の調査によると、全国47都道府県の平均で「ポールウィンナー」を食べたことがあると答えた人の割合は25.4%。

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メーカーの地元にあたる「兵庫」「大阪」の2府県でのみ「食べたことがある」割合が半数を超えた。一方で、もっとも割合が低い「北海道」では12.7%と全国平均の半分。

サンプル数の関係で統計外としたが、東北から九州にかけての広い範囲で「食べたことがある」と答えた人がゼロになった県もいくつかある。


■年間1億本販売も、9割が関西在住民の胃袋に!

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メーカーによると、「ポールウィンナー」は、関西を中心に年間約1億本を販売。売上も9割を同エリアが占める。すなわち「常食」しているのは関西に住む人だけといえそう。

たしかに関西では冷蔵庫に常備しているケースをよく見かけるので、機会があれば確かめてほしい。

ただし、数に敏感とされる関西のこと。冷蔵庫の主は、袋に残った本数をしっかり把握している公算が高い。つまみ食いは禁物だ。

(文/しらべぇ編集部・前田昌宏

qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1381名

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