独身女性の79.6%は婚約&結婚指輪の有無はこだわらない… 高価なリングは時代遅れ?
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ひと昔前は、「婚約指輪は給料の3か月分」や「結婚指輪は形見になるような高価な物を」などといい、ブライダルリングにお金をかけるのが当然とされていました。
しかし最近では、結婚にかかる予算を大幅にカットした“ジミ婚”や、婚姻届を提出するだけの“ナシ婚”で済ませるカップルも増え、ついには「婚約指輪も結婚指輪もとりやめる」という話も少なからず耳にするようになっています。
そこで、全国の独身女性103名を対象に、「結婚するときに指輪をもらうことにこだわっている」かどうかを調査し、現代女性のブライダルリングについての本音に迫ってみました。
◆結婚するときブライダルリングが絶対欲しいという女性は少数派だった…
(全国の未婚女性103名が対象、アンケートサイト「マインドソナー」で調査、集計日:2015年10月29日)
結婚するときに指輪を貰うことにこだわる未婚女性は約2割と少数派でした。なぜこのように多くの女性が婚約指輪や結婚指輪を必要としないのでしょうか?
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◆男性の収入を考えて「指輪は要らない」という意見が多数
結婚するときに指輪を貰うことにこだわっていない派の意見を聞いてみました。
「彼の収入を考えると、指輪なんか買ってる場合じゃないから」(30代・雑誌編集)
「プロポーズの言葉と一緒に高くてキラキラ光るダイヤの指輪…というシチュエーションには憧れますが、若くて未婚でそんなにお金持ちの男性なんてもはや絶滅危惧種。指輪や派手な披露宴はしなくてもいいので、2人で協力してつつましく生活できればそれでいいです」(20代・事務職)
「彼氏と結婚の約束をしていますが、彼の手取りは20万ちょっと。都内でひとり暮らしをしていてギリギリの生活をしているので“高い指輪をください”なんて口が裂けても言えません」(20代・飲食店勤務)
「彼の仕事が安定せず、いつ仕事を失うか分からないので、指輪を買うお金があるなら貯金にまわしてほしい」(30代・広告代理店)
このように、男性の収入を心配して「指輪は要らない」と考える意見が目立ちました。なんとも世知辛い調査結果となってしまいましたが、これから結婚を考える男性のなかには少しホっとした人もいるのではないでしょうか。
(文/しらべぇ編集部・山崎紅茶)