「セルフレジ」は便利?面倒?調べてみたら「楽しい!」との意見も

2015/11/04 15:00

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スーパーマーケットで増えている「セルフレジ」。ホームセンターや、その他の小売店にも導入されつつある。


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■セルフレジのメリット・デメリット

セルフレジは、有人レジよりもスペースが有効活用できる上に、店員1人で5~6台のレジを管理できるため、人手不足を補う目的もあるのだとか。

また、「さっさと会計したい」「なるべく自分で丁寧に扱いたい」「店員でも買ったものをあまり見られたくない」と考える人には、セルフレジがうってつけだ。

反面、客がバーコードを通したり支払いの手続きを行ったりするなど、来店客の負担を増やしているのも事実。そうした手間を嫌って、敬遠される可能性もある。

もしセルフレジと有人レジの両方が空いていたら、あなたはどちらを選ぶだろうか?


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■セルフレジを選ぶのは4人に1人

しらべぇ編集部が、全国の20代~60代の男女1381人に聞いたところ、有人レジの手軽さを選ぶ人が多いのか、セルフレジを選ぶと答えた人の割合は、26.1%にとどまった。

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また年代別の回答を見ると、高齢者ほどセルフレジを選ぶ人が少ない傾向が見られる。

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ただ60代男女についで、20代男性にセルフレジを選ぶ割合が少ない。20代女性とは10%以上も差がついている。

店員でも買ったものを見られたくない」と感じるのは女性に多いことや、作業を「面倒」と感じる男性の傾向が強く表れたようだ。


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■読み取る手間が不要のセルフレジ

Youtubeで公開されているのが、衣料品チェーン「GU」のセルフレジで会計をする映像だ。

商品に付けられたICタグを読み取るため、1点1点バーコードをピッとする必要がなく、瞬く間に商品の合計金額を弾き出している。

単価の安い商品もあるスーパーで、ICタグを使う方式を導入するのは難しいだろうが、セルフレジの新たな形として、興味が湧いた人もいるだろう。


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■セルフレジは喰わず嫌い?

人手不足の現在、働く人のスキルに左右される有人レジよりも、利用客に任せてしまうセルフレジの方が、店側にとってはありがたいようだ。さらに書店向けセルフレジを開発するとの報道も。

またツイッターのハッシュタグ「#セルフレジ」を見ると、セルフレジにチャレンジした人が「面白い」「楽しい」とツイートしている。

おそらく、喰わず嫌いならぬ、セルフレジを使わずに敬遠している人も多い。慣れてしまえばセルフレジの良さに気づくことからも、セルフレジの設置は増えそうだ。

駅の改札がそうであるように、スーパーでセルフレジが並んだ端に係の人がいるだけになるのも、それほど遠くないかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・県田勢

qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1,381名

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