まだ「半袖」で過ごす人の割合は?IT経営者がいつもTシャツな理由も判明?
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11月に入り、朝晩はめっきり冷え込む日も増えた。厚手のコートを引っ張りだすにはまだ早いが、ちょっと羽織るものはほしい。服を選びにくい季節が、今かもしれない。
ところが街を見ると、結構な数で「半袖で歩いている人」を見かけないだろうか(地方にもよるだろうが)。とくに男性や外国人によく多いような…。
この季節になっても、(仕事はスーツだとしても)オフの日は半袖で過ごしている人は、どれくらいいるのだろうか?
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■いまだ3割が半袖生活
10月末に全国20〜60代の男女 1381名に調査したところ、すでに長袖に切り替えている人が7割強。しかし、およそ3割がいまだオフは半袖で通しているらしい。
秋なかばを過ぎても、街で半袖の人を見かけるのは、この3割のせいだったのだ。
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■50代男性は暑がりが多い?
年代別に見ると、60代をのぞく全世代で男性のほうが半袖派が多いことがわかる。
また、女性はどの世代も半袖派は2割台なのに対して男性は世代の差が大きく、50代男性は4割を超えた。中年男性は、暑さ・寒さが中途半端な季節のファッションが苦手な可能性もある。
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■3大都市圏はほとんど差がない
とはいえ、南北に長く伸びる日本列島。そこで、地域差を見てみると…
すでに10月に初雪も観測された北海道や、東北の半袖率は1割台。一方、九州・沖縄は4割に迫る。しかし、東京・大阪・名古屋の3大都市圏をふくむエリアでは、ほぼ差が見られない。
極端な気温差を別にすれば、半袖で粘る人の割合は「都会化」に連動していると言えそうだ。都会の温暖化は、「ヒートアイランド現象」としても知られている。
若きベンチャー経営者が、Tシャツなどラフな格好で記者会見にのぞむことがあるが、彼らはもっとも都会化が進んだ人たちだからなのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1,381名