春と秋は「早くない?」現象が発動する季節【成瀬心美の嫌よ嫌よも愛のうち】
みなさんこんにちは、成瀬心美です!
今回は、最近わたしが発見した「春と秋の共通点」について書かせていただきたいと思います。よろしくお願いします!
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この間、ちょっと肌寒いかなと思った日に、買ったばかりの厚手のニットワンピを着てお出かけしました。外に出てちょっと歩いてみると、やっぱり「ちょっと暑いかも…」と感じたんですけど、そこは買ったばかりのお洋服。暑さなんて全然気になりません。
でも、その日会った人みんなに言われました……。
「え、その格好暑くないの?」
「さすがにまだその服装は早くない?」
なぜ誰も、「その服かわいいね!」とか言ってくれないんだ…。
なんでみんな、「暑くない?」「早くない?」とわたしのタイミングミスばっかり指摘してくるんだ…。もう悔しくて、「ううん、全然暑くないよぉ。肌寒かったしちょうどいい!」と答え、トイレでひとり「あっつ!!」と愚痴ってました。
そう、「春と秋の共通点」は、人から「早くない?」や「暑くない(寒くない)?」と指摘されることがやたら多いということです。夏になれば、もしくは冬を迎えれば当然許されることが、春と秋にはタイミングミスとして扱われがちなんですよね。
たとえば、春のシャツ1枚と秋のダウンジャケット。5月とか10月くらいだと、「その格好、早くない?(or寒くない?&暑くない?)」って絶対1回は言われますよね。いや、そりゃ体調とか気分によってそういう格好したい日だってあるぜ!
次に、春の冷房と秋の暖房。これは、最も定番の「早くない?」案件です。5月とか11月くらいに「昨日耐えられなくて冷房(暖房)つけちゃった」なんて言うと、「え、早くない? わたしはまだ我慢してるよ~」と言われてしまうでしょう。
そして、春のビアガーデンと秋の鍋。最近わたしが数人の前で「そろそろ鍋食べたくなってこない?」と言ったら、「早くない?」の総攻撃をくらいました。
ちょっと待ってよ…。この日本には1年中鍋を出してる店がどれくらいあると思ってるのよ…。というか、あなたたちが夏に食べてるラーメンだって、広く括れば“鍋”みたいなもんじゃんかよ…。締めの麺類と一緒って考えられませんか……?
そう思ったけど、あまりにも総攻撃すぎて言い返せず、完全に負けてしまいました。
ちなみに、春と秋にはもうひとつ共通点があって、それは「遅くない?」と言われてしまうことです。3月や9月に冬(or夏)っぽいことを提案すると、「遅くない?」が発動しますね。
みなさん、タイミングミスと、総攻撃をくらったときのメンタルには気を付けましょう。
(文/成瀬心美)