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【子育てクイズ】イライラして必要以上に怒ってしまったとき

コラム

sirabee1102ohta001©iStock/OkinawaPottery

 ■怒りの原因のすべてが子供のせいとは限らない

子どものちょっとした言動に対して、ついつい感情的に怒りすぎてしまうことありますよね。そんなとき、どんな風にフォローするのがいいでしょうか。

① 親の威厳を保つため、あくまでも居直る

② お菓子を買いに行くなど、それとなくご機嫌を取る

③「さっきは怒り過ぎちゃった」と素直に謝る

 

つい怒りすぎてしまうような状況とは、きっと、仕事や夫婦関係などの理由でストレスのバケツがいっぱいいっぱいになっていて、たまたま最後の1滴を子どもが注いでしまって、ストレスの洪水が起きた…みたいな感じでしょう。

人が何かに対して猛烈な怒りを発散しているとき、目の前で起きたそのことが怒りを爆発させる100%の原因であることは、ほとんどありません。

たいていの場合、怒りを爆発させるに至る複数の伏線があり、それらの感情が入り交じって、噴出しているのです。

それがとくに自分より弱い立場に対して向けられる場合、いわゆる「八つ当たり」に近い状況といえるかもしれません。

そんなときは「たしかに怒りを爆発させるきっかけは子どもがつくったかもしれない。しかし、今、自分の心の中にある怒りを増幅させているものは、子どもと関係なく、自分が勝手に溜め込んでしまったものではないか」と考えることが大切です。

そして、素直に子どもに謝るのがいいでしょう。つまり③が正解です。

さらに、「仕事で嫌なことがあってついつい怒りすぎてしまったんだ」などと背景まで説明してあげれば、子どもは自分だけが悪かったわけではないとわかり、安心できます。

 

■素直に謝れば、逆に威厳が高まる

そんなことをしたら、親の威厳がなくなってしまうじゃないかと心配する人もいるかもしれません。でも、考えてみてください。間違ったことをしたのに、それを認めない人を尊敬できますか?

常に正しいことを貫く強さをもつ人に、人は尊敬の念や威厳を感じるのではないでしょうか。間違ってしまったときには素直にそれを認めて謝る。それがこの場合の正しいことを貫くことです。

ですから①は×です。

②も限りなく×に近い△です。子供を100%悪者にしたままの①に比べればまだましというくらいの意味の△です。

しかも、お菓子を買ってごまかすのではなく、お菓子を買いに行くという行動から、「さっきは悪かったね」という気持ちがじんわりとでも子供に伝わるのであればという条件付きです。

でも、そんなことをするくらいなら、ちゃんと謝った方がかっこいいですよね。

大人同士の関係でも同じだと思います。誰でも過ちを犯します。肝心なのはその後です。大ちょんぼをしたとしても、しっかりと自分の非を認識して、そのことを謝り、改善を誓えば、むしろ以前よりも信頼関係が深まることだってあります。

そんなことも、親が手本を示して子どもに伝えたい大切なことのひとつですね。

※この記事は全国のFMラジオネットワークJFNの「OH! HAPPY MORNING」とのコラボ企画です。記事の更新は隔週木曜日11:00am。記事更新の約30分前に、おおたとしまさがラジオで同様の話をおしゃべりします。

(文/おおたとしまさ

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