【おでんの季節】1本70円から!下北沢で「味噌だれ静岡おでん」を楽しむ

2015/11/12 12:00

静岡おでん

日に日に寒さも増す今日この頃。そろそろ、おでんが恋しくなってきていないだろうか? 

おでんは、関西では「関東煮(かんとだき)」とも呼ばれ、関東と関西で味付けが異なる。醤油色の濃い関東風の出汁に対して、関西風の出汁は色が薄くてやや甘め。

しかし、その中間の静岡県には、独特なおでん文化が発達しているのだ。


画像をもっと見る

 

■下北沢で本格的な静岡おでんが味わえる!

静岡おでん

地元では「しぞーかおでん」と呼ばれる静岡おでん。最近は東京でも食べられる店が増えているが、取材班が向かった先は、下北沢にあるおでん屋「EXCELLO しずおか屋」。本多劇場の向かいにあるお店だ。

静岡おでん

こじんまりとした、家庭的な雰囲気の店内。店内には60~70年代を中心とした古い洋楽が流れている。

静岡おでん

おでん屋なのに中古レコードが売られているところも、下北沢らしい。


関連記事:霜降りから赤身の短角牛まで!肉バカ研究家が「お取り寄せ肉」の最適解を検証

 

■おでんはセルフ式!

静岡おでん

このお店ではおでんは、自分で席を立ち、好きな具を選んで皿に入れる、いわばセルフ式。東京では珍しいが、おやつとして食べるほどおでんが浸透した静岡では、ごく一般的なスタイルらしい。

静岡おでん

黒い出汁の中、煮込まれるおでんたち。開店間もない時間でも、すでにいい煮え具合だ。


関連記事:【おでんの街・東京都北区赤羽】洗練された逸品だらけ!必ず食べたい厳選5店

 

味噌だれ、だし粉、青のりをかけて食べるのが静岡流

静岡おでん

ほおばると、しみ込んだ出汁が一気にあふれ出す。味噌だれ・青のり・だし粉という不思議なトッピングも、やみつきになること請け合いだ。

静岡おでん

しかも、おでんは一本70円からという安さ。コンビニよりも安い価格で本格的な静岡おでんが味わえる。


関連記事:「ど根性ガエル」の舞台!のんべえの町「立石」でぶらぶら祝日飲み!

 

■静岡おでん名物「黒はんぺん」

静岡おでん

静岡おでんならではのメニューといえば、「黒はんぺん」。一般的な真っ白いはんぺんとは違い、静岡おでんではいわしやさばの練り物のこと。

骨まで丸ごと使用されているため、ざらざらした触感で、つみれに似ている。


寒い夜、温もりが恋しくなったときは、「1本70円」の世界に足を運んでみては?

【EXCELLO しずおか屋】
東京都世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル 2F
18:00~24:00(夜10時以降入店可)
日曜定休

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

デート取材静岡おでん下北沢黒はんぺん
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング