小食で間食もしないのに太る…その原因は飲み物かも!? 飲み物と肥満の関係とは?
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ダイエットエキスパートの和田清香です
「カロリーを気にしている」「おやつは食べない」…それなのにダイエットがうまくいかず、なぜか太ってしまう! という人は、普段何気なく飲んでいる飲み物の種類に原因があるのかもしれません!?
そこで今回は、太る原因となる飲み物の種類や注意点を紹介していきたいと思います。
■スポーツドリンクや栄養ドリンクの過剰摂取
運動を習慣にし、汗をたくさん流すようにしているからといって、スポーツドリンクをたくさん飲んではいませんか?
実は、スポーツドリンクは糖分がかなり多めなので、飲めば飲むほどカロリー摂取も多くなります。糖分の過剰摂取は脂肪燃焼の妨げとなるので、運動しているのに痩せない……という原因にもなります。
また、栄養ドリンクも要注意! 「もうひと頑張りしたい!」「あまり寝ていない…」といった理由から栄養ドリンクを飲むことで元気になろうとする習慣も、カロリーオーバーを誘発しがちです。
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■ついつい飲んでしまう炭酸飲料や缶コーヒー
のど越しがスッキリするという理由から、甘い炭酸飲料を好んで飲みすぎる人も気を付けましょう。
のど越しをすっきりさせたいのであれば、炭酸水やレモン入り炭酸水を飲むようにすると、カロリー0なので太る心配はありません。
さらに、缶コーヒーをよく飲む人も注意が必要です。特に砂糖入り、ミルク入りとなるとカロリーは次のようになります。缶コーヒー100mlあたりで、微糖約20kcal、砂糖入りで40kcal弱、ミルク入り45kcal前後。
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■高カロリーのカフェドリンク
待ち合わせや作業を行うのに好都合なカフェには、魅力的なドリンクが豊富に用意されています。ただ、メニューによっては非常にカロリーが高いことを覚えておきましょう。
ブラックコーヒーであれば0カロリーですが、牛乳や豆乳を加える、生クリームを乗せる、砂糖を入れるなどで、どんどんカロリーが高くなります。以下ではカロリーの一部をご紹介しますので、よく飲む方は頻度を減らすか控えたほうがダイエット目線では◎です。
・ラテ(ショート) 約150kcal
・カフェモカ(ショート) 約240kcal
・チョコレートプラペチーノ(ショート) 約250kcal
・抹茶フラペチーノ(ショート) 約300kcal
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■糖質ゼロは危険!
「糖質ゼロ」や「カロリーゼロ」も侮れません。
こういった表示のドリンクには人口甘味料が使われていることが多く、この人工甘味料は普通のぶどう糖液を飲んだときよりも血糖値が急上昇することが分かっています。つまり、糖質ゼロやカロリーゼロでも太りやすくなるというわけです。
また、糖質ゼロであっても甘みの強いものを飲む習慣は、甘みのセンサー機能を鈍くし、かなり甘くないと満足できない体質になってしまうことも!
さらに、人工甘味料には強い依存性があると言われているので、糖質ゼロ&カロリーゼロだからと安心して飲めば飲むほど、「もっと飲みたい」「もっと食べたい」となり、量がどんどん増して肥満を招く可能性があります。
普段の飲み物を水やお茶、砂糖不使用のお茶(チャイ、紅茶、その他ハーブティ)などに代えるだけでも、ダイエットがうまくいくかもしれませんよ!
(文/ダイエットエキスパート・和田清香)