直感で触れる、生き物の美しさと迫力！生きているミュージアム「ニフレル」オープン

大阪・万博記念公園にオープンした注目の大型複合施設EXPOCITY（エキスポシティ）。ここに、生き物たちとユニークな方法で触れられるミュージアム「ニフレル」が誕生した。

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「感性に触れる」がコンセプト

建物のバックには「太陽の塔」が

「感性に触れる」をコンセプトとしているニフレル。国内屈指の大型水族館・海遊館が初プロデュースしている。水族館・動物園に美術館の要素が足されたような施設といえるだろう。

「いろにふれる」「すがたにふれる」など7つのゾーンに分かれている館内。時間の経過で変化する照明や、暗闇で展示して生き物のシェイプを浮かび上がらせるなどの演出がテーマごとに設定されており、ワクワクさせられる。

ビビッドな体色が映えるシロボシアカモエビ

ほとんどの水槽が全面ガラス張りで、間近に魚たちを楽しめる

暗闇に浮かび上がる生き物たち。人工物と調和しており美しい。

「みずべにふれる」ゾーンにて、魚と同じ水槽という一風変わった展示をされていたホワイトタイガー

なお、普通の水族館・動物園のような展示動物に関する紹介文が極端に少なかった。これは直感的に展示を楽しませたいという狙いだろう。

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動物の生活圏にお邪魔をさせてもらったような気分に

「うごきにふれる」ゾーンに入ると、放し飼いにされたワオキツネザルが頭上をジャンプで出迎えてくれた。

ゾーン内では人間と隔たりがなくワオキツネザルやアナホリフクロウたちが自由にうごきまわっており、動物の生活圏に人間がお邪魔をさせてもらったような気分になる。

ケープペンギンをみる観客の前に立ちはだかるワオキツネザル。だが彼らの家なので仕方がない。

足元もウロウロ

頭上や足元にはかわいすぎるアナホリフクロウが

ミュージアムらしいオブジェも。古代のワニが復元されている

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館内のカフェでは「食べる水」も

館内にはカフェエリアがあり、サンドイッチなどフードの他、珍しい「食べる水」（250円）が販売されている。

「食べる水」を器に出した状態

袋から出してみるとゲル状で、砂糖が添加されているためやや甘く、意外に食べやすい。

水槽や屋外の景色と食事を同時に楽しめる、カフェエリア

・生きているミュージアム ニフレル　公式ウェブサイト
http://www.nifrel.jp/

（文／しらべぇ編集部・伊東宏之）