男はおしっこしかしないと決めつけてる？ 小用便器しかない男子トイレに不満の声
主に飲食店などでよく見られる、お店に用意されているトイレが「女性専用」と「男女兼用」のみであるという現象。これについて、世の男性からはしばしば不満の声が聞かれます。
そんななか近頃、新しいタイプの「男性専用」個室トイレが増えてきました。これについても、男性のなかには不満をもつ人が少なくないようです…。
トイレのドアには、男性専用であることを示すマーク。そこで、用を足そうと入ってみると、そこに置いてあるのは小用の便器1台のみ…。
これがいわゆる、「おしっこ専用男子トイレ」です。
大手カフェチェーンの「D」や「E」の新店舗をはじめとして、昨今都内を中心に増加しはじめていると思われるこの「おしっこ専用男子トイレ」。
今回、これに対して不満をもつ男性たちの声を集めてみました。
◆外国人が戸惑うのでは？
「こないだ、カフェにいたら急激にお腹が痛くなってトイレに駆け込んだときのこと。トイレ周辺には女性の列ができてたんですけど、男性用トイレは鍵のとこが青になってて空いてることが分かったから、“男ラッキー！”と思いながら入りました。
すると、中に置いてあったのはおしっこ用の便器のみ…。これですぐに出たら、並んでる女性たちに不審がられると思ったので、腹が痛いなか決死の思いでおしっこだけするという苦行を実行しました。なんで男はおしっこしかしないって決めつけてんだよ、と思っちゃいました」（30歳、Nさん）
このような体験談が少なからず聞かれました。大を我慢している状態でトイレに行った際、大ができると思いながらドアを開けるとき、人は肛門括約筋を緩める態勢に入るもの。その状態からもう一度引き締めるのは、至難の業といえるでしょう。
そして、こんな指摘も…。
「たまにありますよね、あれ。僕は実際に、あのタイプのトイレのドアを開けたまま“どうしよう？”みたいな顔で立ち尽くしてる外国人の男性を見たことがあります。何も分からない外人さんだったら、あの便器に大しちゃっても仕方ないと思う」（29歳、Kさん）
海外からの観光客が増加している日本。トイレ文化は各国で異なることから、「おしっこ専用男子トイレ」を“おしっこ専用”と捉えられない外国人観光客がいても不思議ではありませんよね。
そこで、以下のような声が多数出ました。
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◆「小用」と書くべき！
「男性マークの下に、“排尿用”とか“尿専用”と書くべきだと思います。“尿”という字が景観を損ねるなら、“小専用”でもいい。とにかく、外から分からせてほしい」（30歳、Sさん）
「肛門の悲劇をなくすためにも、テプラでいいから『こちらのトイレには小用の便器しか置いてありません』と貼ってほしい」（30歳、Nさん、前出）
「新宿の某カフェでもあのトイレを見たことがあるけど、あれだけ外国人観光客が多い新宿であのタイプのトイレを置くのは自殺行為だと思う。店員さんの掃除が大変になるリスク高すぎ。各国の言葉で“おしっこ専用”であることを示してほしい」（32歳、Sさん）
このように、トイレの外からでも“おしっこ専用”であることを知らせるシステムの構築が必要だと叫ぶ声が多く聞かれました。
（文／しらべぇ編集部）
