定番だけど…夫を「あなた」と呼ぶ妻は9.8%だけだった!
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妻が夫に呼びかけるときの最もステレオタイプな二人称といえば、「あなた」です。
「あなた、お風呂にする? ご飯にする?」
「あなた、たかしの進学についてどう考えてるの?」
「あなた、最近帰り遅くない?」
夫婦をテーマにしたコントなどでもしばしば登場する、この「あなた」という呼称。
しかし、実際に夫のことを「あなた」と呼んでいる人はどれくらいいるのでしょうか?
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そこで、20代から60代の既婚女性計449名を対象にアンケートを実施しました。
このように、夫を「あなた」と呼ぶ人は、全体では1割を切るという結果になりました。
では、年代別にみるとどうでしょうか?
でこぼこに差が表れていることから、“あなた率”に年齢はあまり関係がないといえそうです。
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では、「あなた」と呼ばない奥さんたちは、旦那さんのことを何と呼んでいるのでしょうか?
「子供が生まれてからは、気づいたら“お父さん”になってました。“あなた”は、恥ずかしくて言ったことがないです」(40代女性)
「子供が生まれてからいつの間にか“パパ”と呼ぶようになってました。ふざけて“あなた”と言うことはあっても、普段ふつうに使うことはありませんね」(30代女性)
「“まーさん”と呼んでます。最初は“まささん”だったけど、それがそのうち“まーさん”になりました。既に実家を離れてる娘からも、ときたま『まーさんは元気?』とメールがきます」(50代女性)
このように、「お父さん」か「パパ」、そして名前で呼ぶパターンでほとんどが占められているようです。
「あなた」と呼ぶ妻は、既に少数派になっている。そんなことが分かるアンケートとなりました。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の既婚女性計449名