知られざるラーメン激戦地！京都「一乗寺」の名店4選

京都にある「一乗寺」という地名をご存じだろうか？京阪出町柳駅から叡山電車に乗り換えて5分。歴史好きなら、「宮本武蔵と吉岡道場一門との決闘が行われた場所」と言えばピンとくるかもしれない。

しかし、今この地で行われているのは剣術の戦いではなく、ラーメンの戦い。決して中心街から近くないこの地は、今や全国から人が訪れるラーメンの激戦区となっている。

本記事では、一乗寺の人気ラーメン店4店を紹介しよう。

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①『トムとジェリー』とコラーゲンたっぷり中華そば

最初に紹介するのは「中華そば　高安」。

店内の様子は、ラーメン屋にしてはポップな印象、中でも目を見張るのが店内の壁にかかっている大型テレビ。ここから常時「トムとジェリー」が無音で流れているのだ。そのためなのかどうは不明だが、女性客も多い。

まるで小児科の待合室のような雰囲気の店内だが、出されるラーメンは濃厚な豚骨系ラーメン。写真ではスジラーメンを注文しており、この筋が柔らかく甘く、そしてコラーゲンたっぷり。

また、京都のラーメン屋の特徴とも言えるのが唐揚げだ。とくにこの高安の唐揚げは、カレースパイスが効いていて格別な上に、大きさも特大サイズなのが嬉しい。

【中華そば　高安】
京都府京都市左京区一乗寺高槻町10
11：00～翌3：00

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②ホウレンソウが美味！　家系ラーメンならここ

「びし屋」は、一乗寺の中でもあまりない家系ラーメンを出すお店。

ラーメンは、豚骨醤油スープに太麺と家系ラーメンを体現している。ツルツルモチモチの麺もさることながら、スープが染み込み柔らかくなったホウレンソウや海苔もまた良いアクセントに。

【びし屋】
京都府京都市左京区一乗寺東杉ノ宮町18‐1杉ノ宮ビル1F
11：30～15：00 ／18：00～24：00

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③ドッロドロのダックダク、超濃厚肉濁鶏白湯

「極鶏」のラーメンは、何といってもその超濃厚なスープ。店のオススメ「鶏だく」は、メニューにも「超濃厚肉濁鶏白湯」と表現されていることからも、そのドロドロ感が伝わるだろう。

写真でも見て取れるドロドロのスープは、麺に非常に良く絡む。しかし、コッテリしつつも嫌味のない味わいは、鶏の旨みと非常にマッチしており、好きな人にはやみつきになる一杯となっている。

【麺屋　極鶏】
京都府京都市左京区一乗寺西閉河原町29‐7
営業時間　11：30～22：00

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④一乗寺いちばんの攻略難易度…しかし、濃厚白湯は絶品

一乗寺のラーメン店を全制覇する中で最も攻略が困難なのが、この「亜喜英（あきひで）」だ。

理由は、不定営業かつその開店頻度の少なさである。それもただ少ないだけではなく開店の告知をするのはその日の午前中なことも。

しかし、その美味しさは折り紙付き。幸運にも食べた経験のある人は、「その美味しさは一乗寺1」と口を揃える、という噂もあるほどだ。

一乗寺にあるラーメン街構成店舗の一つ、「開店していればラッキー」「食べられない(開いてない的な意味で)」の口コミで溢れる『らーめんや 亜喜英』に行ってきました。特濃一択でしたが非常に美味しかった！クセになる味。チャーシューが分厚い！ pic.twitter.com/8i1JG3xotQ

— るあ( ･×･ ) (@fabre_love) October 11, 2015

【亜喜英（あきひで）】
京都府京都市左京区一乗寺来た大丸町5‐2
不定休（Twitterで要確認）

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 ■「天下一品」総本山も…！

本記事で紹介したお店以外にも、じつは大人気チェーン店「天下一品」の総本店が一乗寺にはある。美味しいラーメン店が目白押しな一乗寺。宮本武蔵の決闘の地に起こる、その濃厚で熱い戦いに注目だ。

（文／しらべぇ編集部・野夢宇一貴）