【乗るまでわからない大問題】9割が体験の「臭タクシー」を避ける方法は?
雨の日や重い荷物を持ったときなど、手をあげたらスッと停まってくれたタクシーは「地獄に仏」のようにありがたく感じられることもあるだろう。
だがしかし、SNSなどでは乗ったタクシーについての悩みもよく見られる。
■タクシーでの悩みダントツ1位は「ニオイ」
しらべぇ編集部がタクシーによく乗る首都圏の20〜60代男女1090名に調査したところ、「もっとも改善してほしい」と答えた割合がダントツで高かったのが「車内のニオイ」。
男女とも5割前後だが、女性のほうがより不快なニオイに敏感なようだ。
■じつに9割が「くさタクシー」を体験!
実際、どれくらいの人が「乗ってみたら臭かった」経験をしているのだろうか? さらに調べてみたところ…
乗ってみたら臭かったという経験が「よくある」と答えたのは4人に1人。「たまにある」という人を含めると9割弱が車内のニオイに悩まされた経験があるらしい。
もちろんすべてのタクシーがクサイわけではないが、冬は窓も開けないし、飲み会も増える。さまざまなニオイをもった人が乗るタクシーはどうしてもニオイの問題が発生しやすいのだろう。
しかし、最大の問題は「中に入ってみるまで臭いかどうかがわからない」こと。ニオイを目で判断することはできないからだ。
■「臭くないタクシー」を見える化する会社も
少なくないリスク、それが乗る前にわからないのは、とくに深夜帰宅する際など乗車時間が長いときには悲劇とも言える。
日本交通および「全国タクシー」アプリに参加している各地のタクシー会社では、12月1日より「クルマ用ファブリーズ」を搭載したその名も「ファブタク」の運行を開始。
ドアステッカーで乗る前に見分けることができる他、タクシー配車アプリでも「ファブタク」とふつうのタクシーは分けて表示されるという。
これから年の瀬に向けて、タクシー利用も増える季節。ぜひ拡がってほしい取り組みだ。
(文/しらべぇ編集部 提供/P&G)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月18日~2015年11月20日
対象:タクシーに月1回以上乗る1都3県の20代~60代男女1090名