思い立ったらすぐできる?行動力に「年収1000万円の壁」を発見
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忙しいときは、やろうと思っていたことをつい後回しにしてしまいがち。しかし、後回しにすればするほど、のちのち自分の首を絞めることになることものだが、一体どれくらいの人が「即行動派」なのだろうか。
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■「思い立ったらすぐ行動!」は少数派
全国20代~60代の1381人の男女に「思い立ったらすぐに行動する?」と尋ねたところ全体の60.8%が「当てはまらない」と回答した。日本人の半分以上が後回しにする傾向にあるようだ。
日本人の、消極的で空気を読みがちな民族性が現れているのかもしれない。
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■若者は「優柔不断」な傾向が…
年代別調査では社会の空気感を反映した結果が。50代、60代の人の約半数が「思い立ったらすぐに行動する」と答えた一方で、20代の若者では30%を切る結果となったのだ。
「恋愛に消極的」「さとり世代」などと言われる現代の若者たちだが、何事においても「優柔不断」な姿勢があるようだ。
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■年収1000万以上は行動力が高い
年収相関関係が見られた。年収の高い人ほど、「即行動派」な人が多い傾向が見られたのだ。年収300万未満の人は38.7%が「即行動派」だったのに対し、年収1000万円を超えている層は51.3%。
周りが悩んでいるうちに、どんどん行動に移している人のほうが、それだけ年収アップに結び付く機会を多く得られるのだろう。
ある意味、想像通りの結果であるが、想像通りなだけに悲しいものがある。
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■目指せ「72時間」以内行動!
行動心理学の世界で、「72時間の法則」というものがある。「人間は決断をしてから72時間以内に行動に移さないと結局やらないままになってしまう」というものだ。昔からあることわざの「鉄は熱いうちに打て」というのは間違っていないようだ。
しかし、たとえ行動に移したとしても「三日坊主」になってしまっては意味がない。なにかを思い立ったら、最低でも3日以内に行動を起こし、最低でも3日以上続けるようにしてみよう。
(文/しらべぇ編集部・西田 彩美)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1347名