Xmasに劇場版公開!ちびまる子ちゃん展がデートに使える
1990年の放送開始から25年。今や国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の劇場版新作が12月23日、23年ぶりの公開となる。
ストーリーは世界5ヵ国の子どもたちがホームステイのために、静岡県の清水にやってきたというもの。
予告編を見ると、イタリアから来た少年が「ボクはマルコがスキです」「もっとマルコを知りたいです」という意味深な言葉も…。いつもの「ちびまる子ちゃん」では見ることができない、笑って泣けるストーリーになっていると言う。
画像は東宝MOVIEチャンネルYouTubeのスクリーンショット
挿入歌は大原櫻子の「キミを忘れないよ」、エンディング曲にウルフルズの「おーい!!」。スペシャルゲストによる声の出演はイケメン俳優の中川大志・劇団ひとり・パパイヤ鈴木・ローラ・渡辺直美と豪華な顔ぶれだ。
そんな映画の公開を記念し、東京にある「杉並アニメーションミュージアム」では、「ちびまる子ちゃん展 ~ありがとう放送25周年~」を来年1月24日まで開催している。
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■これ無料でいいの…と聞きたくなるくらい充実!
ミュージアムの最寄り駅は「荻窪駅」「西荻窪駅」「上井草駅」。アクセスが少々悪いが、会場はカップルや家族連れの来訪者で大賑わい。
企画展示はアニメ「ちびまる子ちゃん」の歴史をふり返った、セル画・絵コンテ・台本・過去に販売されたグッズ。(展示物の撮影は決まったもの以外はNG)。
例えば、全く同じエピソードでも第1期(1990年1月7日~1992年9月27日)と第2期(1995年1月8日 ~継続中)では、セリフやツッコミのナレーションが大きく違うといったことがわかり興味深い。
映像展示では、アニメが作られる前に関係者向けに作られた貴重な「パイロット映像」が見られる。ちなみにその映像のまる子は、背が少し高くやや色気があるようにも窺えた。
また渡辺満里奈やKinKi Kidsが歌う、歴代のオープニング・エンディング集が映像とともに流れ、誰もが懐かしめる展示が充実。
さらにミニシアターでは選りすぐりのエピソードを上映。取材班が訪れた日は日曜日というのもあり、13時半の上映はあっという間に満席。シアタールームはしばし和やかな笑いに包まれていた。
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■イベントも無料!訪れたら参加しておこう
見るだけでなく、くるくるアニメが作成できたり「心の俳句」を書いたりと、誰でも参加できるちょっとしたイベントも。
訪れた日は連休限定で「動画トレースワークショップ」が開催。写し書きをしてちびまる子ちゃんアニメをつくってみるという体験ができ、無料なのに至れり尽くせり。
そのほか常設フロアではアニメの原理を学んだり、鉄腕アトムのアフレコ体験もできる。アニメライブラリーでは書籍やDVDの閲覧ができるので、ついつい長居できてしまう。
さて、23年ぶりの劇場版公開まであと少し。もし意中の人とデートで訪れたなら自然と、「クリスマス、ちびまる子ちゃんの映画を観に一緒に行かない?」といった流れにも繋がりやすいのではないだろうか。
【杉並アニメーションミュージアム】
杉並区上荻3‐29‐5杉並会館3階
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで。最終日は16時閉館)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始:12月28日~1月4日
(取材・文/しらべぇ編集部・さかもとあや)