「ディープキス」と「精巣」の話？【成瀬心美の嫌よ嫌よも愛のうち】

みなさんこんにちは、成瀬心美です！

焼鳥とか焼肉とか、「はぁ…ホントなんでそんなにも…」っていうくらい美味しいですよね。美味しいものを食べれば幸せになりますから、焼鳥屋さんとか焼肉屋さんは幸せ製造基地です！　はぁ食べたい。

そんな基地、焼鳥屋さんで、こんな人いませんか…？

「せせり」を食べていると「うわ、首にかじりついてるよ」とか、「ぼんじり」を食べていると「どう？ トリのお尻、美味しい？」みたいに言ってくる人…。

そう、何かを食べているときにその“部位”を言ってくるタイプの人たちです！　あれは一体、どういうつもりなんでしょうかね…？　ちょっと、このタイプの人たちが言いがちな“2大発言”を紹介しましょう。

◆「ディープキス」

これは言わずもがな、タンを食べているときに言われるやつです。「牛とディープキスしちゃったよ～」みたいな…。

わたしは、いまでこそ焼肉の最初はタン塩と完全に決めていますが、小さい頃に“タン”が舌であることを知ったときは本当に衝撃で、しばらくは申し訳なくてなかなか積極的にタンを食べられませんでした。

なんだか、タン＝舌って思うと、頭に大草原で草を食べる牛が浮かんできちゃって、肉を食べてる感覚が薄れるんですよね…。

ちなみに、みなさん調理前の牛タンって見たことありますか？　生肉とかではなく、お肉屋さんから納品された状態の牛タンです。ホント、あまりの大きさに腰ぬかしますよ！　当然、ディープキスなんて不可能です…。顎外れちゃう！

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◆「きた！　精巣！」

これは、お肉ではありませんね。そう、「白子」が出てきたときの下ネタ好きたちの反応です。「フグの白子」とか「白子ポン酢」とか、普通に食べればいいのに、わざわざ“精巣”と言うことによって下半身感を出してくるわけですよ。

いや、いる？？？？　下半身感。

女の子同士だったら「脳ミソみたいだよねぇ」くらいに言うことはありますけど、男の人の場合は“白子＝精巣”と知ってしまったら最後、大はしゃぎし出すわけです。あの感じを見ると、「あぁ、男の人はやっぱりコドモだなぁ」なんて、内心ふすふすとほくそ笑んじゃいますね。

さて、ここまで書いてきて思ったことは、ただひとつ。

わたしたちは、動物の大切な部分を食べさせてもらっているということですね。感謝しながら、じっくりと味わうようにしていきたいと思います！！　お残しは、許しまへんで！！

（文／成瀬心美）