「容姿がいい人は中身もいい」はホント?性格の悪い美男美女率は…
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「人は見た目が9割」という言葉もあるほど、外見の良し悪しというのは印象を左右するもの。
そしてそれを少々過激に解釈すると、容姿が整っている人は、「育ちが良さそう」「きっと性格も良いに違いない」などと他の部分においてもポジティブな判断を勝手にしてしまう可能性もある。
では実際のところ、容姿端麗の人は本当に性格が良いのだろうか。この疑問に答えを出すべく、しらべぇ編集部では20代から60代の男女1400名を対象に調査を行った。
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■容姿端麗の人が性格いい率は…ほぼ5割
「見た目はいいが性格の悪い人に会ったことがありますか」という質問に対して、51.3%の人が「はい」と回答。ほぼ半分で意見が分かれている。容姿が良い人はとくに、性格の悪さが際立ってしまうということだろうか。
次に男女別・年代別に見てみたところ、20代~40代では女性のほうが多いのに対し、50代~60代男性の割合が多い。
女性は「私のほうが上よ」など言葉や態度で自分の優位性を示そうとする態度「マウンティング」に敏感だったり、ママ友などビジネスの場面以外でもいざこざを抱えやすい。
一方、男性は仕事の責任が重くなる50代~60代の時期に人間の本性を垣間見てしまい「見た目はいいが性格の悪い人」の存在に気づいてしまう機会が増えるのかも。
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■モテる人は性格を判断する基準が厳しい?
またこの遭遇率は、「見た目はいいが性格が悪い人に会ったことがある」と回答した人自身の容姿にも大きく関係しているようだ。
モテる人はたくさんの人と接する機会が多かったり、その容姿から悪目立ちし、僻まれてしまうことも多そうだ。そういった体験から、外見の美醜と性格の良さは比例しないと察しているのだろうか?
モテる容姿の整った人は、同じような人の性格の良し悪しを厳しく評価している、あるいは相手を見た目で判断する傾向が低いとも言えるのかも。
(文/しらべぇ編集部・ぴたご)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代 男女1400名