風邪に効果あり?鹿児島の伝統食「茶節」のレシピを紹介

グルメ

2015/12/06 19:00

こんにちは。かつお節生産量日本一の鹿児島県枕崎市でかつお節屋を営んでおります「出汁男」こと中原晋司です。日本各地、日に日に肌寒くなっており、秋から冬へと様変わりする季節となってまいりました。

季節の変わり目で体調を崩したり、風邪を引いたりされる方も多いのではないでしょうか? 本記事では各家庭でも簡単に調理できる、かつお節を使った、「ほっ」とする鹿児島の伝統食「茶節(ちゃぶし)」をご紹介します。



 

■茶節は二日酔いや風邪のときに飲まれている

鹿児島グルメ

鹿児島県は、かつお節の産地でもありますが、緑茶の産地でもあります。また、鹿児島における味噌は、麦を主原料とした麦味噌が主流。

今から40年ほど前は、ほぼどの家庭でもかつお節を削り器で削り、緑茶を急須に入れて飲む習慣が残っていました。その当時は、湯飲みや汁椀に「かつお節と麦味噌」を入れて、緑茶か熱湯を注いで飲むという習慣があったのです。

これが「茶節」です。「おだしの旨味」と各素材の「栄養価」が簡単に取れることから、朝に味噌汁を作る時間がないときの代わりとして、ティータイムなど一息つきたいとき、二日酔いの朝や風邪を引いたときなど、体調がすぐれないときなどに好んで飲まれてきました

もちろん薬ではないので、必ず何かに効くというわけではありませんが、鹿児島の伝統食として今でも年配の人を中心に好まれています。


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■家庭でも簡単に作れる!

鹿児島グルメ2

入れ物は湯のみ・汁椀・マグカップなどをご用意ください。必要な食材は「味噌」「かつお節」「お湯またはお茶(緑茶)」の3つ。

①まずは味噌。九州は麦味噌を主に使用していますが、米味噌を使用しても構いません。スプーンで大さじ1杯(15~20g程度)入れます。



②次にかつお節。ご家庭にある、削り節パックをご用意ください。個包装であれば1パック分(2~3g程度)使用し、味噌が見えなくなるほど多めに入れるのがポイント。



③最後にお湯かお茶(緑茶)を150cc程度注いでください。お好みで、ネギ・生姜・卵・砂糖などを入れてよくかきまぜます。


これで「茶節」の出来上がり。かつお節も苦手でなければ、捨てずに全部食べればかつお節の栄養価をとることができます。

かつお節の、すぐにおだしが出る性質を利用した伝統的な飲み物「茶節」。日本を代表する食材が醸し出す旨味のコラボを、ぜひ一度ご家庭でもお試しください。

(写真・文/しらべぇ編集部・中原晋司