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もはや下火の「マッチ」を調査 愛用層は「お盛ん熟年男性」か?

ライフ

マッチ

燐寸と書いて「マッチ」と読む、このアイテム。

かつてマッチといえば、今年デビュー35周年で紅白出場も決定した近藤真彦(51)。しかし最近ではマッチと聞くと、まず「マッチング」系を連想する人がもっぱら。いちいち「火をつけるマッチ」と断らなければ通じないこともある。

入手先も、飲食店などが無料でサービスしている広告付き「マッチ」に限られる人が多そう。ひとつ、ふたつと手元にたまれば、さしたる使い道もなくいつまでも減らない。

ましてや自ら買い求めるケースとなると、なかなか機会が訪れそうにない。

 

■意外に買ってる30代男性

しらべぇ編集部の調査によると「今年になってマッチを購入した」という人は8.5%。 全体の1割にも満たないことがわかった。

グラフ

もはや想像通りだが、なぜか30代男性では「購入した」人の割合が15.6%と突出して大きい。

この層がマッチを使う理由として、真っ先に思い浮かぶのは「たばこ」。ただし手軽で長持ちする使い切りライターとでは実用性で比較にならない。

いったい30代男性は、マッチを何に使っているのだろうか。である。

 

■60代男性はマッチを愛用

ろうそく

併せて編集部では、「今年になってマッチで何かに火をつけたことがある」人の調査も実施。 結果は、「ある」と答えた人の割合が全体の26.0%に上った。

つまり「購入した」人は10人に1人に満たない一方、実際に「使ったことがある」人が4人に1人を超えることになる

それこそ「マッチ」していないから、 「使ったことがある」人のうち一定の割合が広告付きの無料マッチで火をつけたと想像できる。

この調査でわかった主なユーザー層は、39.6%が「使ったことがある」と答えた60代男性

すなわち「灯明(ろうそく)」「線香」など「ありがたい用途」への親和性が高い層といって差し支えないだろう。

グラフ

すると気になるのが、60代男性はどんな「マッチ」で「灯明」「線香」へ火をつけているのかということ。

「夜の街」から頂戴してきた妖しい屋号を染め抜く広告付きマッチ…ではないことを祈る一方、その方面にも「お達者」「お盛ん」だとすれば何よりである。

 

■マッチの炎、風前の灯(ともしび)か

なお広告付きマッチも最近は、広告付き「ライター」や、もっと手軽なショップカードなどに取って代わられ目にする機会が減った。

現在、国内のマッチ製造メーカーは、兵庫県南西部を中心に大半が小規模な20社ほど(一般社団法人「日本燐寸工業会」調べ)が残るのみ。19年ぶりに紅白に復帰するマッチこと近藤真彦には、完全燃焼する勇姿を見せてほしい。

(文/しらべぇ編集部・前田昌宏

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名

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