謎の「ショートケーキ味ポテチ」と本物のケーキを食べ比べてみた
これまでさまざまな種類のポテトチップスを発売しては、我々の度肝を抜いてきた湖池屋。業界大手の地位に慢心することのない挑戦の数々は、しらべぇでも何度か報じてきた。
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ネットニュースが思わず記事を書きたくなる湖池屋のPR戦略がうますぎる
そんな湖池屋から、また新たなる挑戦状がしらべぇ編集部のもとに届いた。来る12月14日に、「苺のショートケーキ味」のポテトチップスを新たに発売するというのだ。
これがその商品。食べてみたいような、みたくないような…怖いもの見たさとはこのことだろう。国産のとちおとめを使用しているらしいが、とちおとめ自身もこのような形になるとはきっと想像していなかったはず。
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■気になる再現度は…匂いは本物のケーキだ!
実際に食べる前に、匂いを確かめてみることに。
袋を開けると驚きの一言。想像以上に苺の匂いがしているではないか。
最初こそポテチ特有の香ばしい匂いがしていたが、しばらく嗅ぎ続けると脳内で「ケーキのスポンジ部分の匂い」に自動変換され、ポテチの匂いは不思議と感じなくなった。
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■アイマスク装着で戦いの準備はできた
今回、実際に苺のショートケーキを買ってきて、食べ比べてみることに。しらべぇ編集部も、湖池屋の挑戦を受けて立とうというわけだ。
視覚で判断できないように、アイマスクも買ってきた。もし、本当に再現度が高ければ、どちらが本物のケーキかわからないはずである。被験者は半袖編集者の岡本。
(なお、被験者の編集岡本は一時的に触覚を麻痺させる特殊能力の持ち主であり、そのため口に含んだ感触では判断できないこと、結果的に味覚オンリーの極めて公平な審査ができることを先に告げておく)
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■いよいよ実食…そのお味やいかに!
まずは苺のショートケーキから。もちろん記者はこれがショートケーキだとは知らない。
記者「うん。普通のショートケーキ。おいしい」
そして、渦中の苺ショートケーキ味ポテチを実食。
ぱくりと口に含む。湖池屋の本気、その行方は…
記者「うん。やっぱり違うわ」
残念ながら、目隠ししてもリアルケーキとの違いは判別できた。というのも、ポテチのほうは「スポンジの味」までは再現されてないからだ。
しかし、実際のところ、この再現力は確かにすごい。苺の匂い、風味、甘さ、すべてにおいて高い水準。そこにポテチ本来の旨みも加わっていて、これは確実に「アリ」な一品だろう。
ポテチ業界の革命をつづける湖池屋。今後もさらなる挑戦を、しらべぇ編集部ではリポートしていく予定である。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)