「亀戸餃子めぐり」は概念すら変える! 激ウマ3店を紹介
餃子には「醤油」と決めつけていませんか? じつは、その選択肢だけではないんです。餃子は、自由だ!
双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。 以前、恵比寿に密集する“オシャレ餃子店三角地帯”を紹介しました。
今回は、東京の下町・亀戸に場所を移して餃子店めぐり! 庶民的でお手頃、なにより「餃子を醤油で食べる」という概念をくつがえすコスパ最強店がたくさんありました。
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◆亀戸餃子
1店舗目は、亀戸駅から徒歩2分の「亀戸餃子」。店舗名からして、この地域の代表感がスゴイ。
ピークをズラした13時半頃に行ったものの、行列が…。でも安心してください。メニューは1皿5個入りの焼き餃子(250円)のみ。回転率が高く、すぐ入店できます。
「1品主義」で勝負する姿勢にも、並々ならぬ自信が感じられます。(飲み物も、アルコール類含め豊富!)
1~45皿分までの餃子代が計算されただけというシンプルなメニュー表、というか計算表は、なんともシュールです。
肝心の餃子の写真は、こちら!
噛んだ瞬間サクッと歯に響く軽い皮。粗切りの野菜多め餡が、口のなかでフワフワします。 通常は、からし醤油が定番のようですが、今回は軽さを利用して「お酢ラー油」でいただきました。
さっぱりしていてムダなものを感じない反面、旨みを感じる皮の味が引き立ちます。 フライパンのなかでお行儀よく整列した焼餃子にフタがされる瞬間を激写!
1店舗目からレベル高すぎだぜ…亀戸!
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◆藤井屋
2店舗は、そこから歩いて3分ほどの「藤井屋」さん。ここでオススメしたいのは、チーズ餃子(6個630円)です。
マンガから飛び出たように色鮮やかな黄色の羽。裏返すと、溶けたチーズがこびりついているサービスぶり。
豪快に羽だけをほおばります。所詮“羽”と侮るなかれ、ボリュームがスゴイ!
もはや醤油は不要と判断し、餡からも溶け出しているチーズを拝みつつ、「お酢にコショウちょいかけ」にとどめた小皿に軽く沈めます。
「肉汁×チーズ」の技はもう反則! 下町・亀戸の古民家でまさかのイタリアンを感じ、ついワインが飲みたくなってしまいました。(※ワインは置いていません)
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◆秘密基地
3店舗目は「餃子酒場・秘密基地」。先ほどの2店からは少し離れます。
豚キムチ餃子(5個入り480円)をほおばると、ギャグのようにチーズが伸びます。
こちらでは、薬味がこれでもかとかけられたリッチな四川風水餃子(5個480円)がオススメ!
細かなネギやガーリックチップが太っ腹にかけられており、もはや餃子本体が見えません。
皮はもちもち。餡は甘く、女子ウケしやすいまろやかさがあります。残り汁だけで白米3杯いけちゃうと思うほど、甘辛い旨みたっぷりのタレ。気がつけば、3店舗すべてでほとんど醤油を使用していませんでした。
餃子の食べ方って、もっと自由でいいんだ! そんなことに気づいた“亀戸餃子めぐり”でした。
(文/奈津子・亜希子)
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)